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早起きして、恒例の松崎港の魚の水揚げを見に行くと、今朝は大漁だったようで、太刀魚、鯖、トビウオ、イナダ、イサキなどなど、トラック2台分のたくさんの魚がありました。おいしそうなイサキを4匹、実費で分けていただいて、刺身にして朝食メニューに加えます。
昨日のイワシも、ムニエル、ケイジャン風ハンバーグ、つみれ汁にして朝からイワシ尽くし料理で満腹です。宿には2連泊するので今日はのんびりできるし、満腹ついでに午前中から昼寝しちゃいました。
お昼はさすがにパン食にして宿で食べた後、釣り餌を買って、海岸沿いに雲見までドライブしました。ここはダイバーはたくさんいて、景色もいいけど、釣りには不向きそう。
結局、安良里に戻って、岸壁からさびき釣りを始めると、まずはメジナが2匹釣れました。その後、航海士がベラが釣れたと言って、針からはずそうとしていると「イタッ!」と悲鳴が上がり、刺されたようです。ズキズキとすごく痛むとのこと。
そばにいた地元の人が、それはゴンズイで毒がある魚とのこと。漁港のダイビングセンターの人に対処法を調べてもらうと、タンパク質の毒なので取りあえず熱いお湯に患部を付けるのが良いでしょうとのこと。そこの本には病院へ行くように書いてあるので、調べていただくと、隣村の田子の診療所が開いているとのこと。そこまで、最初にゴンズイのことを教えてくれた松崎の方が帰る途中だからということで、とても親切に先導してくださいました。
病院で痛み止め、消炎剤を処方してもらって、大した事にならずに済みました。下田港での鯖事件に続いて、いろいろやってくれる航海士です。
それでも懲りずに、まだ釣りをすると言うので、安良里に戻り、今度は漁港とは反対側の対岸でさびき釣りを再開すると、昨日とはちょっと種類が違う、少し大きめのイワシがまたたくさん釣れました。今度は釣る量も程々にしておいて、宿に帰って、刺身や塩焼きにしていただきました。
コメント
ゴンズイは大変でしたね。
私は以前、多比港の近くでゴンズイ玉(ゴンズイが玉のような団子状の群になっている)を見たことがあるのを思い出しました。
ゆらゆらと揺れながら移動していく様子を初めて見たときは何だろうと思いました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ゴンズイ
いやー、お恥ずかしい限りです。実は、あっこれは毒のある魚じゃなかったっけ、と思ったのですが、声を出したり止めたりしないうちに、航海士がむんずと魚を握って刺されてしまいました。ゴンズイと言われて、そうそうそうだったと思い出しても後の祭り。
昔、地引き網に参加した時に、ゴンズイがたくさんかかっていて、これは触るなと言われたのをよく覚えているのに、いざという時に口や手が動かなかったのが悔やまれます。
でもまあ、大事には至らなかったし、身をもって体験したことは忘れないから、いいレッスンでした。
ゴンズイ玉って、とっても気持ち悪そうですね(^^;。