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お呼ばれした別荘は、海岸から洒落た小道を登って行ったところにありました。そこからは、満開の花をつけた桜、大瀬の湾と岬、(今日は残念ながら雲で隠れていましたが)富士山という近景・中景・遠景のどれもが素晴らしい絶景を望めます。
リビングの暖炉には薪が燃えていて、趣味良く飾られたインテリアも素敵で、何年もかけてていねいに製作中というヨットとドライドックの模型がまた素晴らしいです。
でも、何と言っても、一番素晴らしかったのは、そこに集ったヨット仲間の皆さん方でした。溜船長のご挨拶の中でアーサー・ランサム・クラブの紹介もしていただくと、ちゃんとツバメ号とかアマゾン号とかの言葉に反応があって、ランサムの話が通じるのです! ご自分のクルーザーにスカラブ号と名付けていた方もいらっしゃいました。
作った「ヤマネコ号セイルトレーニングのしおり」もご覧いただいたり、ARCのメンバーや活動を紹介したりすると、結構喜んでもらえたりして、お互いに良い出会いが出来て嬉しかったです。
しかも、何と10年くらい前にニフティのランサマイトが集まる会議室で盛り上がっていた頃にお互いのハンドルネームを通して知っていた方と「もう知りあった」をすることも出来ました。
溜船長が用意してくださって持ち込んだお弁当も質量ともにたっぷりあったのですが、さらに別荘の皆さんからもおでんや唐揚げなどの差し入れをいただき、お腹の方も大満足です。
集合写真を記念に撮って、素敵な仲間と時と場所を後にして、ヤマネコ号に戻ります。14時半過ぎにもやいを解いて出航。別荘の皆さんもきっと出航の様子を眺めているだろうなあと思いながら、次々と帆を上げて、またフルセイルに追い風を受けて帰路に着きます。船上にもいたいけど、同時に、あの別荘の眺めの良いバルコニーから、ヤマネコ号の勇姿を眺めてみたいものです。美しいだろうなあ〜。
午前中よりは風もあり、4〜5ノットのスピードで、岸沿いに東に向かいます。15:34にジャイブして、岸を離れ、のんびりと港を目指しながら、船上では、ピーター・ダックのロープワーク教室をたっぷり楽しみました。
セイルを降ろし、16:42に静浦漁港に戻って来て、着艇準備をします。フェンダーを付けて、ボートフックを用意してブイロープを捕まえます。強風時は緊張のひと時ですが、今日は一日中穏やかな海でした。
無事に楽しい航海を終え、温泉と夕食会でのんびりしてから、ほぼ渋滞も収まる頃に帰宅しました。
コメント
たっぷりの写真と楽しげな文章で、セイルトレーニングに参加したような心持ちに(ちょっとだけ)なれました♪
夏までは土人生活(博物学者生活も含む)でドタバタしそうなのですけれど、機会がありましたら是非ともヤマネコ号に乗りたいです!
ヤマネコ号はいつでも誰でも乗れますので、是非どうぞ〜。博物学者生活の方でも、何か楽しげなイベントがありそうでしたら、ぜひお知らせください。
はじめまして。
Petrel です。
昔、Nifty の FSHIP に少し参加していた多比ヨットクラブの者です。
今回、COOTさん達と思いがけず「もう知りあった」をすることができ、大変嬉しかったです。
そのうち、洋上でお会いできることを楽しみにしております。
では、また。
本当に今回は感動的な「もう知りあった」でした。水鳥の英名をハンドルに持つ者同士の縁もありますし(笑)、今後ともよろしくお願いいたします。
4/26のヨットレースをヤマネコ号から観戦&応援させていただく予定です。楽しみです。