淡路島1: お遍路さんの最後の札所を訪ねる

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法事のため福岡に車で帰省した帰りに淡路島で3泊することにしました。

瀬戸中央道で四国に渡り、讃岐うどんを食べる

福岡から淡路島に車で行く場合、岡山県から瀬戸中央道で四国に渡る香川県経由が最短ルートです。

瀬戸中央道の途中にある与島パーキングエリアに寄って、四国方面を望みました。

瀬戸内海を東西に行き来する船のほとんどは、この橋をくぐるので、ここは海運の大動脈です。

橋を渡ってすぐの坂出で高速を出て、セルフうどん麺太郎というお店で讃岐うどんをランチにいただきました。

私は、“そば”より“うどん”派で、お昼頃に坂出に着くように福岡を6時前に発って、讃岐うどんを食べるのを楽しみにして来たのですが、たくさんあるうどん店のどこが好みの味かは、入って食べてみないと分からないので、一か八かです。

8年半前に讃岐うどん巡りをした時も当たり外れがありましたが、今回の店の味は、個人的には大当たりでも外れでもない感じでした。

お遍路さんの最後の札所を訪ねる

つい先日、香川県在住の友人から四国八十八ヶ所札所めぐりの話を聞いたばかりだったので、第八十八番札所の大窪寺に寄り道することにしました。

参道の先に、聳え立つ山を背景にした本堂が見えて、厳かな感じです。

山門に飾られていた巨大なワラジには驚きましたが、四国八十八ヶ所のどのお寺の山門にも健脚祈願の大ワラジが奉納されているそうです。

本堂では、ちょうどお遍路さんが読経していました。

もし札所を順番通りに回って来たのであれば、ここが八十八番目の最後のお寺なので、結願(けちがん)したことになります。

八十八ヶ所のお寺には、本堂に加えて大師堂があり、お遍路さんは両方にお参りするそうです。

大師堂のとなりのお堂には、ここで結願したお遍路さんが奉納したおびただしい数の金剛杖が納められていました。

四国お遍路で、杖はお大師様の化身で、杖を持って歩くことはお大師様と一緒に歩くことになるそうです。

山門前のお店でサプライズ

山門を出た所にあるお店に立ち寄ると、冷たくて美味しい生姜茶をふるまってくれました。

壁には、白装束の風吹ジュンなど有名人がここに来た時の写真がたくさん貼ってありましたが、偶然にも昨晩テレビでやっていた「ウルグアイの女の子が日本にうどんの修行に来たお店」がここでした。

そんな話をいろいろしてくれたお店の人のすすめで、裏山のあじさい園をぐるりと20分くらいかけて小ハイキングしました。

大窪寺は、いろいろと楽しめて大満足。少し遠回りして来た甲斐がありました。

ゴルフ場のホテルにチェックイン

鳴門海峡を渡って淡路島に入り、スプリングゴルフ&アートリゾート淡路島というゴルフコース隣接のホテルにチェックインしました。

利用しているポイント制タイムシェアリゾートの提携施設で、部屋の定員までは何人泊まっても何泊しても定額の清掃料だけなので、実家から一緒に車に乗って来た母も今夜は一緒に泊まります。

こじんまりした部屋ですが、ソファを広げるとベッドになって3人泊まれるようになっていました。

今回もキッチン付きの部屋で、朝晩の食事は自炊です。

道中のスーパーで買ってきた魚(写真に写っていない煮魚もあり)や野菜を美味しくいただきました。

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