第3回フライフィッシング教室(本番編)

この記事は約4分でお読みいただけます。

フライフィッシング教室も第3回でいよいよ本番、実際にマスが釣れるかもしれない所に行ってキャスティングします。6/30に予定していたのが雨で延期となったので、残念ながらSさんご夫妻は都合がつかず、今日集まった生徒は大人6人+子供2人。釣り場は山梨県都留市のFish On! 鹿留というところで、朝8時半には到着しました。

P7131744渓流を段々に区切った釣り場には、ニジマスがうようよとたくさんいました。回りでちゃんと釣れている人もいます。師匠の中川さんも早速釣り上げています。こちらもはやる心を抑えながらロッドを組み立て、ラインを通して、その先にティペット(数十cmの糸)をエイトノットで結び、ティペットの先にフライをクリンチノットで結びます。師匠の中川さんから第2回FF教室座学編で教わったことですが、細いテグスでするのはなかなか難しくて時間がかかります。

ようやく水に向っての初キャスティング。ロッドの振り方を忘れてしまったようで、なかなか遠くの目指すところにフライが飛んでいかず、近くにラインが固まりになって落ちてしまいます。「後ろに振り過ぎ!」との師匠の声。その通りに気をつけると、少し遠くに飛ぶようになりました。

生徒で最初に釣り上げたのはMinnowさん。お昼までにアスリートさんも大きなのを釣り上げました。昼食の御弁当を車座になって食べた後、我家の航海士も2匹続けて釣りました。急な雷雨の間、のんびりティータイムで休憩した後、NPさんも釣り上げて、まだ釣れていないのは私1人だけ(^^;。

いや、何度もあたりがあって、針にかかった魚を少しずつたぐりよせて、中には大きなのもいたし、後30センチで魚を捕まえるところだったりしたのですが、その度に最後の最後で、糸が切れたり(ほどけたり?)、針からはずれたりして魚を逃がしてしまうのです。どうも私の結び目があまいのかなあ? せっかくのフライを何匹も魚に取られてしまいました。

今回は釣れなかったけど、次にSさんご夫妻とまた来る時の楽しみにとっておけばいいやと思い始めていたところ、釣り場の17時終了時刻の20分前になってようやく1匹の小さめのニジマスを最後まで逃がさずに釣り上げることができました! わーい、これで全員釣果ありです。

P7131761中川さんが釣ってくださった分も合わせて全部で13匹を、留守番組も含めて1人1匹は行き渡るように3家族で山分けして持って帰りました。我家はその晩の夕食に一番大きなのを1匹、翌日は小ぶりのを塩焼きにしていただきましたが、とーってもおいしかったです!

フライフィッシングを初体験して面白かったことは・・・

  • フライに興味を示してくれる魚がいると嬉しい(興味のあるなしやその程度が岸から魚の様子を見ていて分かるのが面白いです)
  • 今回はどのフライにも一応あたりはあったけど、特によく魚が興味を示してくれたのがあって、それを取られた時はくやしかった(逆に、見難いフライやあたりがほとんど無いフライの時は、早く取られて欲しいなんて邪道なことを思わず願っていたり(^^;)
  • あの辺りにフライを飛ばしたいなあと思う場所の近くに飛ばせると、釣れても釣れなくても何となく少し上手になった気分になれる
  • あちこち移動しながら釣るけど、何となくお気に入りの場所が定まってくる(そこで釣れると一番嬉しい)

師匠、ご指導ありがとうございました! またぜひ行きたいです!

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コメント

  1. サグレス より:

    釣った魚を正しく食べていらっしゃるのは、さすがです!
    釣ったら食べる、いや、食べるために釣るのが魚釣りであると、私は子どもの頃から(ランサムほか児童文学の影響で)信じております。
    が・・・、以前ハゼ釣りをした時の経験からすると、私は釣りにあまり向いていなさそうです。釣り場で過ごした時間の大半を、からまった糸をほどくことに費やしていたような気がします・・・(涙)。

  2. COOT より:

    我家の基本も「魚を食べたいから釣る」です(笑)。
    今回のメンバーですが、「自分は釣りにあまり向いていないと思う」と言っている人ばっかり集まった感があるし、からまった糸をほどくのに費やした時間もかなりありました。
    なので、普通だったらハードルの高そうなフライフィッシングに挑戦するなんてことは起こりっこないのです。そこをあえて、時間をかけて最低限の基本を習った上で、ランサムの物語にも出てくるフライフィッシングなるものに向き合って体感したことに意義があったと思います。
    意外にも、第1回、第2回教室を通してますます自分はフライフィッシングに向かなさそうと言っていた人が、本番の後はまたぜひ行きたいと言っていたりして、人それぞれに想像と体感したことでは、違いがあったのだと思います。

  3. TAC より:

    ��OOTさん、アホイ!
    初マスHIT、おめでとうございます!
    フライの楽しさを、余すことなく伝えて、
    そのうえ、参加者全員に釣果があるなんてすごい。
    お師匠さんは素晴らしい方ですね。
    ホントのフリント船長みたい。

  4. COOT より:

    ��ACさん、ありがとうございます!
    そうなんです。お師匠さんは、その上ちゃんと「道」も教えてくださるのです。
    釣り場で、どんどん釣り上げている人がいたのですが、師匠によると彼らはある別の釣り方をしているそうで、同じようにすれば我々ももっと釣れるようになるらしいのですが、それは正しくないから教えない、とのことでした。
    ランサム風に言うと、ピクニックと探検あるいは蒸気船と帆船の違いですね。
    ��ホントのフリント船長みたい。
    なるほど! 本当にそうですね。

  5. サグレス より:

    >「自分は釣りにあまり向いていないと思う」と言っている人ばっかり集まった感があるし
    そうだったんですか~!
    それでもお師匠さんに導かれると、フライフィッシングの魅力にはまるのですね。それも正しい道で。
    おうらやまぶき!
    いずれ是非、参加したいです。

  6. COOT より:

    そうなんですよ~。
    ��RCには釣りする人が少ないねえ、なんて話からそもそもこのイベントが始まったような気がします。どうして少ないんだろう、ランサムも釣り好きだし、物語の中にもたくさん釣りの場面は出てくるのに、なんて話の延長線上で、やっぱり体験してみないとという気持ちの時に、良きお師匠に恵まれたのでした。
    次のチャンスにはぜひサグレスさんもご参加ください。

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