アイスランド旅行中、最高の景色

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今日から西部フィヨルド地方をめぐります。まずは、直線距離の3倍の道のりをドライブして、この地方で最大の街、イーサフィヨルズルを目指します。最初に越えた峠近辺の広大な高地には、たくさんの池があり、海岸に降りてからは、温泉がフィヨルドに流れ込む所がありました。東部フィヨルドよりも両岸は比較的なだらかです。

2つのフィヨルドに挟まれた半島の突先にあった展望駐車場からは、アイスランド旅行中で一番印象に残った景色を眺めました。3方向をフィヨルドに囲まれた360度のパノラマは、本当に広大で、晴れているので海も真っ青で美しく、どの方向を見ても素晴らしいです。

イーサフィヨルズルの街で、インフォメーションに寄って、野生のパフィンを見られる場所を聞くと、繁殖する夏の間だけ陸地に来るけど、9月半ばの今はもういないそうです。アイスランドに来たらぜひ見たかった野鳥だったので、残念。

新鮮な魚を売っている店を聞くと、すぐ近くの1軒を教えてくれました。これまでどこで聞いても凍った魚しか売っていないと言われ続けていたのに、さすが漁業の街です。今朝獲れた新鮮なカレイとタラを買って、近くの人通りのないピクニックテーブルで刺身にして持って来たワサビ醤油で食べると、コリコリして本当に美味しかったです。

さらに奥地に進み、ボルンガルヴィークのオゥスヴォル海洋博物館に行くと、周りには何も無い海辺にあり、切符を売る売店の人も暇そうにしていました。展示は、土屋根の2階建ての小屋の中に入れて、なかなか面白かったです。羊革の服に防水のため油を塗って着ていた服もありました。

次のフィヨルドの先にあるスーズレイリには、特に何も見るものは無く、街の一番奥の海産物工場の周辺では、タラの匂いがプンプンしていました。また道を戻り、トンネルの中の三叉路を今日の宿のあるフラトエイリへと向かうと、街の少し手前に、何か不思議なものが唐突に建っていました。結局これが何だったのか謎のままです。

フラトエイリも小さな漁村で、他に泊まり客が無く、貸切状態の宿でくつろげました。宿のおばさんからタラの切り身をたっぷりいただいたので、夕食はシーフードパエリアを作って美味しくいただきました。今日も食べ物に恵まれて、とても良い一日。10日目の走行距離は、308kmでした。

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