予約
10月初め、東京から台北へ11泊のクルーズがとても安く売り出されているのを見つけました。窓なし船室なら1人1泊当たり$60台(税・サービス込、以下同)です。すぐに予約しようとすると、あっという間に売り切れたようで、$15高い窓付き船室を予約できました。

翌日、安いLCCの帰国便(2.3万円)と、クルーズ後に台湾観光もするために台北駅そばのアパート3泊($110/泊)も予約しました。
出発の1週間前、バルコニー付き船室へのアップグレードに最低入札額の$440(1人1泊当たり$20)にほんの少し足した$450で入札してみました。
出発当日の朝、アップグレード落札のメールが来て、最終的なクルーズ料金は1人1泊当たり$110、9階右舷船首寄りの9238号室となりました。(結果的に、今回のクルーズでは全ての港で右舷側を接岸したので、船室から入出港風景を楽しめてラッキーでした。)
クルーズターミナル
バス・電車・ゆりかもめを乗り継いで、11時からのチェックインにちょうど良い時刻に東京国際クルーズターミナルに着きました。クルーズ船でここに到着したことはありますが、ここから出港するのは初めてです。
今回乗る船は、今年の春にニュージーランドからシンガポールまで乗ったばかりのノルウェージャン・サン(7.8万トン)で、東京へは初入港です。

乗船する前に、クルーズターミナル4階の展望デッキに上がって、船全体を眺めたり、我が家となる船室の位置を外から確かめたりしました。

乗船
乗船して船の上からクルーズターミナルを眺めると、陸側から見た時以上に船の大きさを感じられました。

岸壁に並ぶ食料コンテナをフォークリフトが手際良く船に積んでいました。

12月の東京なので、さすがにプールで泳ぐ人はいませんでしたが、中央にある4つのジャグジーは温水なので、露天風呂気分でつかる人もいそうです。

船尾のレストランでランチにした後、春にほぼ1ヶ月間過ごした馴染みの船ですが、一通り船の探検をしました。
船室
14時半頃に船室の準備ができたとのアナウンスがありました。
早速行ってみると、ドイツ語の紙が置いてあり、ベッドはツインになっていません。出港当日になって船室のアップグレードが決まったので、元々この船室を予約していた人に合わせたままになっているようです。

ノルウェージャンのロイヤルティがプラチナ以上の場合にもらえる特典の「イチゴのチョコレートがけ」、水のボトル、無料ディナークーポンなども船室に置かれていません。

その後、何度か催促して全部がそろったのは4日後でした。出港当日に船室が替わったため船側の対応が追いつかず、そういう不都合もありましたが、バルコニー付きになった嬉しさの方が上回りました。

出港
夕食は早めにビュフェで済ませ、18時半頃からバルコニーで夜景を楽しみつつ19時予定の出航を待ちました。今日は嬉しいことにアーサー・ランサム・クラブ(ARC)の仲間のTさん、Kさんが見送りに来てくれる予定です。
出港準備が整ったようで、ボーディングブリッジが船から離れました。

19時より10分ほど早く船は岸壁を離れてしまいましたが、お2人はまだ現れません。

しばらくしてクルーズターミナルに着いたとの連絡が来ました。
船は後進で出航し、少し離れたところで転回して右舷側からクルーズターミナルが見えなくなってしまうので、急いで船尾のオープンデッキに移動しました。

白い大きな紙を持っているとのことで、双眼鏡で探しましたが、かなり離れてしまって残念ながら見えません。

後でメールで送ってもらうと、こんなに素晴らしい見送りをしていただいてました。(Coot、航海士というのは、私と妻のARCでのニックネームです。)

ありがとうございました! 行ってきます!

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