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時差ぼけで早く目覚めて、ブログを書いて、ようやく空が白み始める頃、外を見ると、山の上の方から朝日が当たり始めていて、空は快晴。ユングフラウヨッホに登るには絶好の日です。昨日までは天気が悪かったので、今日はどっと登る人が増えそう。始発の列車で混む前に行きたいところです。
そこで今朝も慌ただしく、6時半からの朝食を急いで食べて、7時5分のバスに乗って、乗換時間3分でクライネシャイデック行の列車に飛び乗りました。次の列車の乗換時間もたった10分で、その間にユングフラウヨッホまでの切符を買えるか微妙です。検札に来た車掌に聞くと次の区間の切符を売ってくれたので一安心。後は車窓からの景色に集中しました。アイガー北壁が良く見えて、段々近付いて来ます。
ほぼ満席のユングフラウヨッホ行き列車に乗換えて、日本から姉妹でスイス旅行中の隣席の2人と話をしながら長いトンネル内を登って行きます。9時前に標高3454mの終点に到着。まずは展望台から晴れ渡ったアレッチ氷河を眺めます。航海士は学生の時にここに登った際は天気が悪くて何も見えなかったそうで、今回雪辱を果たしました。
ユングフラウとメンヒを間近に眺め、雪原を散歩し、氷の宮殿を歩き、ユングフラウヨッホを満喫しました。
下りは11時の列車に乗り、途中駅アイガーグレッチャーで下車。文字通り、氷河が近くまで迫って来て迫力のある光景です。ここの景色は、今回の旅行の中でも最も印象的な一つです。
ここからクライネシャイデックまでの1時間のハイキングコースも最高でした。最初は荒々しい景色が、段々と牧歌的に変わって、両方を楽しめます。
完全に牧歌的になったところで、カウベルの音を聞きながら、作ってきたサンドイッチで昼食にしました。
午後は、グリンデルワルトの一つ手前の駅まで列車で戻り、そこからヨーロッパ最長のロープウェイに乗って、メンリッヒェンに登りました。約30年前に来た時にはまだ無かった路線です。
稜線を境にグリンデルワルトとは反対側のラウターブルンネン周辺が良く見えます。谷が狭く、早く日が陰りそうです。
ここからクライネシャイデックまでの1時間半のハイキングコースも良かったです。真正面のアイガー北壁が、雲がかかってしまったのは残念でした。
クタクタになって、クライネシャイデックに到着。2分差で列車に乗り損ねましたが、次を待つ間に、ホテルのテラスでケーキとコーヒーにしました。アイガー北壁登山隊の様子を望遠鏡で眺めるのに最適な位置にあるので、登山隊のサポートにも良く使われるところです。
夕食はグリンデルワルトの街中で済ませました。
今朝も慌ただしく、6時半からの朝食を急いで食べて、7時5分のバスに乗って、駅で乗換時間3分でクライネシャイデック行の列車に乗りました。次の列車への乗換時間は10分しかないけど、まだその区間の切符は買っていません。検札に来た車掌に聞くと車内でも買えたので、何とか朝一番の列車でユングフラウヨッホまで行けることになり、効率良く一日をスタート。
ぐんぐん登る列車の車窓からアイガー北壁が良く見えます。