トロムソ寄港:北極教会、ロープウェイ、北極博物館

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今日の寄港地は、北極圏最大の街であるトロムソです。ツアーは利用せずに個人で市街観光しました。

市バスで観光

船が着いたクルーズターミナルは、街の中心から4kmほど離れています。€17の有料シャトルバスが用意されていましたが、Svipperというスマホアプリから$13ほどで買えた市バスの1日乗り放題券を利用しました。

早めに下船してクルーズターミナル最寄りのバス停に行くと、同じことを考えた船客がたくさんいて、最初に来たバスには乗り切れずに取り残された人もいました。

トロムソの見どころは街の中心があるトロムソ島と本土に分かれているので、先に本土側を回るために、バスを乗り換えてトロムソ橋を渡りました。

シンプルな北極教会

橋を渡ったところにあるのが、トロムソのランドマーク的な北極教会です。シンプルだけどユニークな外観です。

中も至ってシンプルで、入場料に見合うだけの見るところも無い感じでした。

ストールシュタイネン山からの眺望

次に、1km弱歩いて、標高421mのストールシュタイネン山に登るロープウェイに乗りました。かなり行列ができていましたが、ギリギリ次の便に乗れて良かったです。

上は、崖っぷちの遊歩道を歩けるようになっていて、そこからの景色は抜群でした。

トロムソの街が島と本土に分かれているのがよく分かります。

渡って来たトロムソ橋、白い三角屋根の北極教会、右奥にMSCプレチオーサが望めました。

トロムソの見どころの中で、ここからの景色が一番良かったです。

大当たりのランチ

バスで島側に戻って、トナカイの肉が食べられるレストラン(Bardus Bistro & Bar)に開店5分前に行くと、窓際の良い席に座れました。

ところが、メニューにトナカイが載ってないので聞くと、冬のメニューらしく、親切にトロムソで食べられそうな他のお店を調べてくれましたが、今すぐランチで食べられるところは無さそうです。

そこで「今日のスープ」と「今日の魚料理」を1つずつ頼んでシェアすることにしました。親切にスープは2人分に分けて出してくれて、見栄えも味もとっても良くて大当たりのランチでした。

街歩き中に見つけた物

食後、トロムソの中心街をしばし散策しました。

このユニークな建物は、なんと図書館です。

メインストリートには、格好いい建物がたくさんあり、その一つの土産物店に入ってみると・・・

店内にも目を惹くディプレイがいろいろあって楽しめました。

次にスーパーに行き、ここが一番安かったので名物の干したタラと、ランチで食べそこねたトナカイ肉を見つけたので買いました。

タラは日本に持ち帰りましたが、トナカイ肉は旅行中に食べて、見かけも味もサラミみたいで一緒にビールを飲みたくなる味でした。

北極博物館のフラム号など

次に、北極博物館を訪れました。

屋外展示の中にハープーン砲が置いてありました。ノルウェーも日本と同じく捕鯨国ですが、捕鯨船の船首に付いている銃です。

館内の展示は、昔の狩りを中心にした生活の様子、いろいろな動物の剥製など、なかなか充実していて楽しめました。

ノルウェーの英雄であり北極探検家のフリチョフ・ナンセンと彼の船フラム号に関する展示もありました。

フラム号で漂流した航跡と犬ぞりで探検したルートを記した地図の展示は興味深かったです。

植物園のエリンジウム

船に戻るのに、すぐに来るバスは途中のバス停までしか行かないので、下車後に歩いていると植物園がありました。きれいな花がいろいろ咲いている中を一通り見てまわりました。

印象的だったのはエリンジウムで、金属細工の装飾品みたいな光沢がめずらしかったです。

トロムソ出港

トロムソ出航後、しばらくずっと後ろを付いて来たノルウェー沿岸急行船トロルフィヨルド、北極教会、トロムソ橋を、船尾バルコニーから眺めて楽しみました。

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