大阪・関西万博を1日半で見学

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車で東京から福岡の実家に帰省した帰路、良い機会なので大阪・関西万博を見学することにしました。

1日目:夜間券

7時過ぎに実家を発ち、15時に大阪本町のホテルに車を駐車してチェックインし、すぐにメトロ中央線で万博会場がある夢洲駅へ行き、東ゲートで30分ほど並んで、16時から入場できる夜間券で16時半前に入場すると、さっそく公式キャラクターのミャクミャクに出迎えられました。

大屋根リングはすごい存在感です。

今日は、夜間券で時間も限られているので、並ばずに入れるパビリオンだけを観る作戦です。

最初に、30ヶ国ほどの小国がまとまって出典しているコモンズA、続いてコモンズFのパビリオンを見学しました。

行ったことがないたくさんの国に触れることはできますが、それぞれの展示はとても小規模なので、ほとんど印象に残らなかったです。

次に、夜の地球というパビリオンで輪島塗の大きな地球儀を見ました。漆黒の海に金の大陸が浮かび上がり、これは印象的でした。

地球儀以外にも世界の主要都市の地図が輪島塗でできていました。さて、これはどこの地図でしょう?

正解はロンドンです。テムズ川の蛇行具合が特徴的なので、分かった方もいるのでは?

今日の一番の目的は、大屋根リング一周歩きです。エスカレーターで上がった所は内周リングで、さらに高い所に外周リングもあったので、そちらを歩きました。

リングの内側に建ち並ぶユニークなパビリオンの数々を上から見てまわるのはおもしろかったです。

大屋根リングの柱や屋根の大量の木材が、万博後にどれだけリユースされるのか気になるところです。

今回、事前予約できたパビリオンは、7日前抽選で滑り止めの第5希望が当たった1つだけでした。3日前空き枠先着予約は、すごい労力の割にまず取れないとのことでパスし、当日登録も何度かトライしましたが、行きたいパビリオンに行ける時間帯に空きが出ることはありませんでした。

これまでマイナーなパビリオンしか見ていなかったので、19時からの予約で入れたPasona Natureverseでようやく万博らしい展示を見られました。

アンモナイトが化石化する際に一定の条件化で光るようになったアンモライトは、化石のイメージを覆す美しさでした。

妻が万博で一番見たがっていたIPS心臓が拍動する様子も見ることができました。

最後に、見たかった海外パビリオンの一つ、オマーンの映像ショーを楽しみました。砂漠の国というイメージでしたが、水をテーマにした内容でした。

アオと夜の虹のパレード」はレジオネラ菌が検出されたため当面中止、「One World, One Planet.」のドローンショーも天候不良のため今日は中止で、残念でした。

2日目:平日券

翌日は、10時入場予約の平日券で時間はたっぷりあります。

会場に向かう電車には、どこかの国のパビリオンに出勤する関係者が民族衣装で乗っていました。大阪在住の方にはもう見慣れた光景なのかもしれません。

夢洲駅に着いて東ゲートに向かう途中、携帯キャリア各社の臨時基地局車がずらりと並んでいました。

昨日は、並ばずに入れるパビリオンばかり見て内容がパッとしなかったので、今日は逆に、見たいパビリオンは並んででも見る作戦に切り替えました。

その結果、並ぶのは長くても30分以内で、17時までに以下の15館の外国パビリオンを見ることができて、昨日以上に満足な1日となりました。

  1. カタール
  2. アラブ首長国連邦
  3. トルクメニスタン
  4. マルタ
  5. ポルトガル
  6. アゼルバイジャン
  7. サウジアラビア
  8. インド
  9. バングラデシュ
  10. セネガル
  11. チリ
  12. アルジェリア
  13. カンボジア
  14. コモンズB
  15. コモンズC

アラブ首長国連邦は、奇抜なデザインがおもしろかったです。

人気のトルクメニスタンは、雨が降ったり止んだりする中を30分近く並んで入りました。

館内の映像ショーは、トルクメニスタンがどのような国であるか分かりやすくまとまっていて良かったです。

驚いたのは、会場内のトイレで、ずらりと並ぶ個室の入口と出口が別のドアになっていて、空いているかどうかはシンボルの点灯・消灯でしか分からないので、うっかりしていると空いているのに待ち続けていたり、入った人がロックしないと終わったかどうか待つ人に分からないため、良い仕組みには見えませんでした。

外観がロープだらけのポルトガルや・・・

白い幾何学模様のアゼルバイジャンもユニークな外観に惹かれて入りました。

一番印象に残ったのはサウジアラビアです。館の造りは、展示エリア毎に別の建物になっているため、雨が降っている時は、移動する度に傘を開閉するのが面倒でしたが・・・

国を紹介する映像の中で、OXAGONという世界最大の海上都市や、THE LINEという高さ500mの壁に囲まれた全長170km・幅200mの超長細い街の開発計画を見て、度肝を抜かれました。いつか行って見てみたいものです。

大屋根リングの所々に遮断機が設けられているのは何だろうと思っていたのですが、ちょうど遮断機を閉じて歩行者の通行を停めてVIPの車が通過するところを見かけました。

今日も天候不良のためにドローンショーは中止で、大屋根リングを1周した昨日より歩行距離は短かったものの、立ちっぱなし時間が長くて足が棒になったので、17時過ぎに退場してホテル周辺で夕食にしました。

結局、一番見たかったいのちの未来null2住友館は、どれも予約が取れずに見れませんでしたが、万博の雰囲気を味わうことはできたので、良しとします。

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