九州最後の観光地、高千穂峡

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旅好きで、福岡で生まれ育つ間に、九州の主だった観光地にはほとんど行ったように思います。その中で、なぜか行きそこねていた高千穂峡を、今回ようやく訪れました。
新緑が美しく、両側の壁の間が狭くて深くて渓谷らしいのがいいし、遠くに滝が見えているのも素晴らしいです。

渓谷沿いの遊歩道を下って行くと、日本の滝100選の1つ、真名井の滝が現れました。日本の滝ベスト10にも入るんじゃないかと思います。

この滝がユニークなのは、手漕ぎボートで滝壺にアプローチできることです。連休中は最大6時間待ちだったそうですが、今日は連休の谷間の平日なので、10分ほど待てば乗れました。

たくさんのボートが出ていましたが、あまりぶつかることもなく、滝の下に追いやられてずぶ濡れになることもなく、とっても楽しめました。

九州の観光地の中で、高千穂峡は、景色の良さという点で、ベスト3に入ると思いました。
高千穂峡の前に「九州のグランドキャニオン」と言われているらしい蘇陽峡にも立ち寄りました。

緑豊かなのはちょっと違いますが、深くえぐられた谷の反対側に道路を伝って行くには大きく回り道をしないといけない点、観光のために谷底へと急坂を降りていくと、帰り道はそれだけ登り直さないといけない点など、確かにグランドキャニオンっぽさもありました。

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