ケニア第4位:熱気球で空からサファリ

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ケニアで1週間のキャンピング・サファリをした中で、特に印象に残ったベスト10を順番に紹介しています。第4位は、マサイマラを熱気球で飛んだ空からのサファリです。

熱気球は早朝に飛ばすので、4時前に起床して、車に揺られて6時頃出発地点に到着しました。途中コーヒーブレイクに立ち寄ったロッジではフリーWiFiが使えたので、急いでメールをチェック。暗い中、気球を膨らませて離陸の準備をするのを眺めているのも面白かったです。

16人乗りのゴンドラに乗り込んで、6時半に離陸し、空の上から日の出を眺めました。上昇するためにガスを燃やすゴーッという音が止まると広がる静けさが心地よいです。

木立の中にインパラのメスがたくさんいました。おはよ〜う。格好いい角を持つオスは見当たりませんが、インパラは一夫多妻のハーレムです。

シマウマの大群がぞろぞろと歩いています。近づいて空から眺めていましたが、ガスを燃やすゴーッという音がすると慌てて駆け出しました。

最高で高度2000mまで、地上からは500mくらい上昇しました。広大なサバンナがタンザニアまで広がり、その中を細い川がうねうねと流れています。他にもいくつか熱気球が飛んでいます。

パイロットが唾の落ち方を見て、行きたい方向の風がどの高度で吹いているかを判断し、そこまで気球を下げていくと、シマウマが早朝の水浴びをしています。上から見たシマウマの背中の模様なんて、気球からでないと見られないですし、草に隠れがちなライオンも上からだと見つけやすく、1頭のメスライオンを見かけました。

ザザーッと草の上に衝撃もなく着陸し、もっともっと続いて欲しかった1時間のフライトが終わってしまいました。バルーン・サファリの締めくくりに、ちょっと豪華なシャンペン・ブレックファストを草原の中でいただきました。

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