チビタベッキア帰港→ローマ再観光→上海乗継で帰国、旅の総括(クルーズライン比較)

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チビタベッキア帰港

6時頃に起きると、ノルウェージャン・エピックは、既にチビタベッキア港内です。

ちょうど目の前でクイーン・ヴィクトリア(9万トン)が対岸の埠頭に接岸しました。

どちらの船も今日で1つの地中海クルーズが終わり、夕方には新しい船客を乗せて次の地中海クルーズに出航します。

最後の朝食に、お気に入りのレストランでお気に入りのメニューを注文すると・・・

ウェイターが、昨年秋のアフリカクルーズで我が家がノルウェージャン・スカイに乗船していたのを覚えていてくれて、そのことで声をかけてくれて嬉しかったです。

予定を変更してローマへ

ローマは、昨年秋の地中海クルーズの前にたっぷり観光したので、今回はローマには泊まらずに、夜の便で帰国します。

ゆっくり下船して、チビタベッキアを観光し、鉄道でローマ空港に向かうつもりでしたが、チビタベッキアには教会と要塞くらいしか見るものはなく、時間を持て余しそうです。

そこで、9時半のバスでローマ中心部のテルミニ駅に行き、ローマ市街を観光してから空港に向かうことにしました。

下船時は混雑を避けるために、あらかじめ下船したい時間帯を選び、その色の荷札を荷物に付けて前日の夜に廊下に出しておき、当日はその色がアナウンスされたら下船して、ターミナルで荷物を受け取る仕組みになっています。

元々チビタベッキアを観光するつもりで遅い9時の下船(紫の荷札)を選んだのですが、9時半のバスでローマに行くとなれば、もっと早く下船したいところ、自分の色がアナウンスされる前に下船してターミナルで待っていても良いと言われたので、8:15頃に下船しました。

その際、船首側を見ると、4本マストの豪華クルーズ帆船スター・フライヤーが接岸していました。一昨日アマルフィで見かけたスター・クリッパーの姉妹船です。

ラッキーなことに我が家の荷物は全て、ターミナルの紫のエリアに既に置いてありました。

すぐに来た港の無料シャトルバスに荷物を持って乗り込み、車内でスマホからテルミニ駅行きバスを予約し、港の入り口でそのバスに乗り換えて、ローマに向かいながらテルミニ駅そばの荷物預かりも予約しました。

ローマ市街を再観光

ローマ市街は渋滞していて、テルミニ駅よりかなり手前で降ろされたので、荷物を預けるところまで1km近く歩きました。

やっと身軽になって、バスで世界遺産のカラカラ浴場へ向かいました。学生時代に一度見たことはありますが、去年のローマ観光ではスキップした所です。

ところが、なんと月曜はクローズでした。外観だけ見れましたが、急な予定変更で下調べができてなかったので、無駄足になりました。

次に、去年は全ての噴水が修復中で残念だったナヴォーナ広場に行き・・・

今度はしっかり芸術的な噴水を間近に眺めることができました。

さらに、パンテオン(世界遺産)の前を通ってトレビの泉まで歩き、これも去年は修復中で水無しだったのですが、本来の姿を見ることができました。

ランチは、噴水のある交差点の野外テーブルで、おいしいキノコのピザをいただきました。

バスでテルミニ駅に戻ると、今回の旅行中これまで一度も無かった検札が最後の最後にありました。ちゃんと乗車時にクレジットカードをタッチしておいたのでセーフです。

上海乗継で帰国

それ以上ローマで見たい所は思いつかず、出発時刻の4時間半も前に空港に着いて時間をつぶしていましたが、搭乗寸前になって「空港ピアノ」でどこかのグループが合唱を始めたので、もっとゆっくり聴きたかったです。

帰国便も上海乗継の中国東方航空でしたが、機内食は記憶にある中で一番まずかったように思います。

ローマを定刻に出発しましたが、天候が悪いらしく上空で30分以上くるくる回りながら待機した後、上海に着陸しました。

成田便は、ほぼ定刻に搭乗したものの、また悪天候でゲートを離れるまで1時間くらい待ち、離陸渋滞もあってさらに遅れた後、きれいな夕焼け空に飛び立ちました。

この便の機内食は、普通でちゃんと食べられました。

成田最速記録更新

成田到着は定刻20:55から1時間半ほど遅れて22時半近くになり、その日のうちに帰宅できる最後の電車が22:43発なので、とても間に合いそうにないものの、大急ぎで歩いて検疫、入国審査を抜け、荷物も全てすぐに出てきたので、税関を通過したのが発車4分前。

急いでスカイライナーの切符を買ってホームに発車2分前に着きました。成田最速記録更新です。

日暮里と新宿での乗換え時間も短いので、最短で乗換え出来る車両とドアをウェブで検索しておき、到着前に荷物を持ってそこで待機するようにしたので、乗り遅れることなく、午前1時ちょっと前に無事に帰宅しました。

旅の総括

今回の北欧と地中海のクルーズは、どの寄港地も楽しめたので、総じて満足度が高かったです。

やっぱりヨーロッパは好きだと改めて思いました。

ずっとノルウェージャンクルーズライン(NCL)ばかり利用してきましたが、今回初めてMSCを利用したので、両社を比べると・・・

  • 共通点:カジュアルクラス、航路は世界中、持ち船数はほぼ同じ
  • 似たり寄ったり:船内設備、エンターテイメント、寄港地ツアー
  • NCLの良いところ:リピーター特典、予約の自由度、カジュアルダイニング、無料の飲み物
  • MSCの良いところ:パンの味とフルーツの品揃え、船内アプリの使い勝手

旅行前は、やっぱりNCLじゃなきゃダメだと思うだろうと予想していたのですが、MSCにも思った以上に良い点があったので、今後も他のクルーズラインを経験するのもおもしろそうと感じています。

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