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最も神聖な島に接岸
船が珊瑚礁や小島のすぐ横を通ってライアテア島に接近する景色を朝食を食べながら楽しみました。
船室に戻ると、ウツロア港にまさに接岸するところでした。
ライアテア島は、ポリネシア人発祥の地とも言われるこの辺りで最も神聖な島で、フランス領ポリネシアで唯一の世界遺産となる祭祀遺跡がある島です。
タハア島に上陸
しかし、すぐ隣のタハア島を陸と海の両方から観光できる船の寄港地ツアーが魅力的だったので、それに参加することにしました。
まず、総勢24名ほどで日除けとアウトリガー付きの船に乗り込みました。船長は、操船しながらウクレレを弾いて歌って器用なものです。
タハア島に向かう途中で小島のすぐ近くを通ったり、海の色も素晴らしいターコイズブルーで、15分ほどのクルーズも楽しめました。
タハア島でもウクレレとギターの演奏に迎えられて上陸しました。
黒真珠の養殖
ここからは8人乗りの4WDに分乗して、島の主要産業である黒真珠の養殖とバニラ農場の見学に行きます。
最初に家族経営の黒真珠の養殖場を訪れました。
全く傷がない球状の一番良いグレードの黒真珠は0.2%くらいしかできないこと、1つの貝を犠牲にしてその中の真珠の養殖に必要な部分を50の貝に移植したり、1つの貝で数回真珠を採ったりすることなど、興味深い話が聞けました。
その後、黒真珠を使って趣向を凝らしたいろいろなアクセサリーの紹介があり、おもしろい仕掛けのもあって結構楽しめました。
その後は販売会になったので、外に出て庭にあったツリーハウスに登ったり、ハンモックに揺られたりしてツアーの再出発を待ちました。
バニラ農場
次にバニラ農場を訪れました。ここも家族経営です。
たくさん並んでいるのがバニラの木かと思ったら・・・
木は何でも良くて、それに絡まっているツタがバニラなのでした。さやに触って匂いを確かめようとした直後に・・・
とてもデリケートなので触ると死んじゃうという説明がありました。ガーン、ごめんなさい! ちなみにまだ匂いはしませんでした。
バニラの原産地メキシコではハチドリが受粉してくれるのが、ここにハチドリはいないため、手作業で受粉するそうです。
さやを乾燥させる手間も大変で、手で1つ1つ揉んだりするそうです。
乾燥したさやからは、ちゃんとバニラの香りがしました。
展望&フルーツ
海に戻る前に、小高い所にある展望ポイントに寄って景色を楽しみました。
パイナップル、バナナ、ココナッツ、パイナップルジュースが振舞われ、一休みです。
ここに着くちょっと前から小雨になっていたけど、ここにいる間に雨は止んでまた晴れました。
スノーケリング
タハア島に上陸した港とは違う所から同じ船に乗り込み、小島の近くで錨を降ろして、スノーケリングをしました。
珊瑚があちこちにあって楽しめました。
プランテン入りキューバ料理
ウツロア港に戻ると、ほぼ同じ頃にいくつかの寄港地ツアーが終わったのか、船に戻る船客の列ができていました。
寄港地で船に再乗船する際、タラップの手前(テンダーポートの場合はテンダー乗り場の手前)で冷たいおしぼりと飲み物のサービスがあるのですが、今回のように暑い所ではありがたいです。
ランチは、船のパブ風のレストランに行って、お気に入りのメニューの一つ、レチョン・アサードというキューバ料理をいただきました。
茶色い細長いのはずっと「揚げバナナ」だと思っていて、これが美味しいのですが、今回のクルーズ中にフィジーの村を訪れた際に、バナナとそれに良く似たプランテンはしっかり区別するものだと教わったので、正しくは「揚げプランテン」なのでした。
ウツロア港散策
船が接岸している岸壁はちょっとした公園のようになっていて、土産物屋もたくさん並んでいるので、午後は、その辺りを散策しました。
港のはずれの方まで歩いて行くと、建物の壁画を見つけました。
暑かったです。