オークランド:『ロード・オブ・ザ・リング』ホビット村を訪問

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J.R.R.トールキンが書いた『指輪物語』と『ホビットの冒険』も、ピーター・ジャクソン監督がそれらを映画化した『ロード・オブ・ザ・リング』と『ホビット』も、私は大好きです。

オークランド出港のクルーズへの乗船が決まって最初に思ったのは、「やったー! 映画のホビット村のロケ地が見られる!」でした。

ホビット村へアプローチ

オークランドから2時間半かかってホビット村映画セットの入り口にツアーバスは着き、持ってきたランチを食べた後、専用バスに10分ほど乗って映画セットの近くまで移動し、ガイドツアーが始まりました。

少し歩いて、ホビット村が見えてきた瞬間には、もう感動していました。

入村して1軒目にあったホビットの家にさっそく目は釘付けです。写真もバチバチ撮りました。

本当に驚いたのは、そういう家が、丘の麓にも中腹にも上の方にも、あたり一面にたくさんあったことです。

これほど大規模な広がりがあるとは思っていませんでした。

でもガイドの説明を聞いて納得です。最初の『ロード・オブ・ザ・リング』では、映画に必要なだけ造ったセットを撮影後には取り壊しました。その後、コアな指輪ファンがロケ地を探して来ても見るものがなかったのですが、次の『ホビット』の映画化で改めてホビット村の映画セットを再構築する際に、映画後もロケ地に来る観光客が楽しめるものとして残すように造ったそうです。

ホビット村めぐり

ガイドに連れられて、ホビット村の中をあちこち歩いて行く途中、本当にそこでホビットたちが生活しているかのように見せる様々な演出が、説得力があって素敵でした。

途中で1軒だけ、玄関の中に入れるホビットの家があり、そこでは順番に記念写真を撮りました。

ビルボとフロドの袋小路屋敷

坂道を1番高い所まで登って行くと、ありました。ビルボ・バギンズが住んでいた家であり、その養子で主人公のフロド・バギンズの家です。一人暮らしにはもったいないほど窓がたくさんある立派なお屋敷です。

そこからの眺めも素晴らしくて、ホビット村全体が見渡せるし、湖の向こう岸には、後で訪れる緑竜館(グリーン・ドラゴン・イン)も見えています。

そこから坂道を下ると、ビルボの111歳の誕生パーティが行われた広場です。ここも説得力がありました。

サムの家を訪問

最後にフロドの友人のサムワイズ・ギャムジーの家まで来ました。さすがに庭師だけあって、庭がとっても美しいです。

ここには、なんと実際に入れる家がありました。本当はホビットの家はもっと小さいはずですが、それだと人間が入って自由に動き回れないので、人間サイズの8割程度の大きさに作られているそうです。最初の通路だけは天井が低くて、背の高い人は少しかがんで通ることになります。

中に入ると、とってもくつろげそうな素晴らしい居間がありました。

家の間取りは驚くほど広く、それぞれ趣向を凝らした一通りの部屋が造られていて感動です。

  • 書斎

ちゃんとトイレまでありました。

緑龍館でリフレッシュ

ツアーの締めくくりは、映画にも出てきた橋を渡って・・・

緑龍館で好みの飲み物がふるまわれます。

我が家は、アップルサイダーとアンバーエールにしました。

後で聞くと、ここのスタウトはここでしか飲めないものだそうです。他にジンジャービアもありました。

もうもうひたすら大満足のホビット村訪問でした。

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