地中海クルーズ4日目:マルセイユ寄港〜市街観光、無限プール

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クルーズ船入港3連続

5時に目覚めると、ちょうどノルウェージャン・ビバ号がマルセイユ港に接岸するところでした。

それから約2時間後の日が昇る頃、レストランで朝食中に、入港してきたコスタ・フォーチュナ号(10万トン)が目の前で反転して接岸しました。

(波飛沫の跡が残る窓ガラス越しに撮影)

その1時間後には、MSCオーケストラ号(9.2万トン)が、やはり港内で反転した後、後進しながらコスタ・フォーチュナ号の前に接岸しました。

私は子供の頃から船が好きで、それが高じて今はクルーズにすっかりはまっていますが、今朝はクルーズ船の入港の様子をたっぷり眺められて幸せな時間でした。

外も中も縞々なマルセイユ大聖堂

9時頃に下船して、往復$20もするシャトルバスで着いたのは、マルセイユ大聖堂(正式名:サント・マリー・マジョール大聖堂)の前でした。

正面外壁の縞模様が印象的ですが、中の柱も赤白のストライプなのが良い感じでした。

この大聖堂の礎石は、ナポレオンによって据えられたそうです。

旧市街〜旧港歩き

そこから旧市街の中へ歩いて行くと、あちこちの建物に描かれたウォールアートがおもしろかったです。

ヨーロッパ地中海文明博物館(口コミの評判を見てパス)やサン・ジャン要塞(入り口が見当たらなくてパス)のそばを通って旧港の奥まで歩く途中、これから行く丘の上の教会が目立っていました。

旧港の一番奥に鮮魚の屋台売りがずらりと並んでいて、予想以上にたくさんの種類の魚が売られていました。自炊中なら買いたかったです。

聖堂テラスから抜群の眺め

旧港奥のメトロ駅で1日券(€10.4)を買って、バスで丘の上の教会(正式名:ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂)に向かいました。

狭い坂道を観光客の車もたくさん行き来していて、よくこんな所をバスが走るものだと感心します。

教会に着くと、中に入る人の長い行列ができていました。

そこで、まずはテラスからの眺めを楽しむことにします。

今朝入港するのを見た2隻のクルーズ船と同じ埠頭の反対側のノルウェージャン・ビバ号が見えています。その右手にも大きな別のクルーズ船がいるし、今まさに入港してくるクルーズ船もいます。

手前の旧港内は、海面がほとんど見えないほどプレジャーボートがびっしり並んでいます。

左の方にはいくつか島が見えていますが、少し手前にある小さな島は、『巌窟王』のモンテ・クリスト伯が投獄されていた要塞があるイフ島で、もっとたっぷり時間があれば行ってみたかった所です。

街の方を眺めると、巨大な集合住宅のユニテ・ダビタシオン(世界遺産)が遠くに見えていました。

船好きに嬉しい聖堂インテリア

景色に満足した後、行列に並んで教会の中に入りました。

するとなんと天井からたくさんの帆船のモビールが吊り下がっています。

マルセイユに来たことがある友人Oさんから旅行前にいろいろ情報をもらっていたので、妻がLINEで教会に来ていることを伝えると、すぐに返事が来てタンカーやヘリコプターも吊り下がっているとのこと。それを探して見つけて楽しみました。

修道院のステンドグラス

バスで下に降りて、旧港そばのベーカリーの外テーブルでサンドイッチのランチを済ませ、またバスでサン・ヴィクトール修道院を見に行きました。

中の空気はムッとしていましたが、ステンドグラスの窓から差し込む光で壁に浮かんだ模様がきれいでした。

要塞からの眺めで締めくくり

午前中にサン・ジャン要塞はパスしたので、その対岸にあるサン・ニコラ要塞をマルセイユ市街観光の最後に見に行きました。

要塞からは、見てきたばかりの教会と修道院を一緒に眺めることができて・・・

旧港も一望することができて・・・

マルセイユ観光を締めくくるのにピッタリの場所でした。

無限プールを体験

15時過ぎには船に戻ったので、新造船のノルウェージャン・ビバ号に設けられたインフィニティ・プールに入ってみました。

舷側にあるプールの海側が透明なアクリル板になっているので、まるで海とつながっているように見えます。

寄港中ではなくて航海中に入れば、海の向こうは陸地ではなく水平線になるので、まさに無限に広がるプールみたいになるわけです。

夜は、このクルーズで一番の予約も必要なプロダクション・ショー「ビートルジュース」を船のシアターで観ました。

しかし、観光疲れか途中でうつらうつらしてしまい、ちょっともったいなかったです。

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