ボラボラ島(仏領ポリネシア)再寄港:荒れた海で漂流スノーケリング

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ボラボラ島に再上陸

またボラボラ島に戻って来ました。

仏領ポリネシアのボラボラ島とモーレア島は、人気の観光地なので、前半のシドニー〜パペーテ、後半のパペーテ〜ホノルルの両方のクルーズで寄港します。

今日は、ボラボラ島の周辺に散らばる小さな無人島の1つに上陸してビーチで遊ぶ現地ツアーを予約してあります。船はそのような島の一つのすぐ近くを通り過ぎて錨を降ろしました。

船は7時にボラボラ島に着きましたが、ツアー開始は9時なので、ラッシュアワー後のがら空きのテンダー(定員約100名)でバイタペの港に上陸しました。

エイとサメと泳ぐ

同じツアーに申込んでいたのは、我が家2人と、トロントからの3人家族だけだったようで、その人数で乗るのにちょうどくらいの小さなボートで出発です。

今日は風が強くて波飛沫を浴びたり時々通り雨にも降られながらラグーンの中を高速でしばらく移動した後、まず最初に、エイやサメと一緒に泳げるところでスノーケリングしました。

モーレア島の船の寄港地ツアーでも同様の体験をしましたが、こちらの方が海が浅くてきれいで、ボートの上からでも大きなエイや・・・

たくさんのサメが泳いでいるのがよく見えました。

スノーケリングしながら撮った動画にもエイがくっきり写りました。(サメの撮影は残念ながら失敗でした。)

ここにはたくさんのツアーボートが集まって来ていて、中には、餌を撒いてサメを誘き寄せているボートもいました。

幻のエイ?

次に、場所を移動して今度は水深が10mくらいある所でのスノーケリングです。

何か下の方に見るべきものがあるらしいのですが、深くて海底もよく見えないし、何度も少しずつ場所を変えながら目を凝らしてあちこち見回したけど、私もカナダ人のお父さんも何も見つけられませんでした。

ところが、その時に撮っていた動画にたくさんのエイの群れが写っていたことに後日気がつきました。肉眼では何も見えなかったのに、本当にいました。体に白い斑点があるらしいのですが、このボンヤリした映像だとそこまでは分かりません。

プレミアム水上コテージ

次のスポットに向かう途中、水上コテージの近くを通りました。

最初の寄港時に見たのは閉鎖されたコテージでしたが、ここは現役で、実際に滞在している人を見かけました。

2階建てになっているので、かなりプレミアムなコテージと思われます。

荒れた海で漂流

3番目のスノーケリングスポットは、風が強い上に潮流もあり、それに逆らって泳いでボートに戻るのは無理なので、海に入った後、浅い珊瑚礁の上を潮流に身を任せて漂流し、珊瑚礁の反対側でボートに拾ってもらうドリフトスノーケルとなりました。

海が荒れているせいか透明度がイマイチで、あまりきれいではなかったし魚の数も限られていましたが、どっちみち写真を撮る余裕はなかったです。

ドリフトスノーケルは初めての体験なので、ちょっと緊張しながら妻と離れ離れにならないように手をつないで流され、最後にボートの梯子を捕まえて上がるのはかなり大変でした。

ツアー中止

もうかなり妻は疲労困憊で、雨風もあるし、これで終わりでも構わないと思っていたところ、無人島のビーチに上陸する予定の場所は強風で無理とのことで、上陸できるかもしれない別の場所を目指しましたが、結局そこは通り過ぎて、そのままバイタペの港に戻りました。

船長は、一部払い戻しがあると言っていたのですが、後日メールで問い合わせると、悪天候によるツアー短縮の場合の払い戻しは無しとのことでした。

仏領ポリネシアの本当の大きさ

船に戻ってシャワー、ランチを済ませた後、またテンダーで島に戻り、バイタペの街を散策しました。

土産物店をいくつかのぞきながら歩いていると、真珠店の1つに日本人の男性の店員がいて「こんにちわ」と声をかけてくれました。

20年もタヒチに住んでいる感じの良い人で、30分くらいいろいろと話して楽しかったです。

話の中でフランス領ポリネシアの島々全体の広がりはヨーロッパ大陸くらいあると聞き、タヒチ航空の機内誌に載っていたそれが分かる地図を見せてくれました。

今回のクルーズで訪れた島々は、パリからノルマンディ辺りまでに収まってしまうほんの一部だということがよく分かる地図でした。

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