この記事は約5分でお読みいただけます。
10/14:抜港決定
船長からアナウンスがあり、函館と仙台は抜港し、東京に1日早く入港することが、残念ながら正式に決まりました。
10時からシアターで、そのような決定に至った経緯の説明が船長からあり、船客の大半は「安全を優先してくれてありがとう」という反応でした。
なお、抜港する港の利用料は払い戻しされ、船室毎に100ドル分のオンボード・クレジットがもらえることになりました。下船するまでに有料の飲食や物品の購入に使えるお金です。
ちなみに、下図の点線が当初予定していた航路、実線が実際の航路になります。
アリューシャン列島を縫うような航路を今回は通れませんでしたが、いつか良い機会があれば再挑戦してみたいものです。
朝から身体がだるいので日課のダンス・フィットネスは止めておいたのですが、ランチ後は熱も出てきたので、午後は船室で休んでいました。何度か熱を測ると、最高で38.4℃でした。
また寝る前に時計を1時間戻しました。
10/15:一日中ダウン
朝から38.1℃もあり、1日中寝込んでいました。
その間も船は着々と東京に近づいています。
船内では、咳をしている人がかなりいるのですが、自分は咳はほとんど出ないのは助かります。
シアトル出港後にクルーズ・ディレクターが数日間姿が見えなかったのは、新型コロナに感染していたからだと後で聞いたのですが、念のため持ってきていた新型コロナウイルス抗原検査キットを使ってみた結果は、幸い陰性でした。
また寝る前に時計を1時間戻して、とうとう日本時間になりました。
10/16午前:復活しイベントに参加
夜中に汗をかいて着替えて、朝起きて測ったら平熱に戻っていました。
レストランで朝食を食べて船室に戻ると、「コードアルファ、キャビンナンバー116xx」と何度かアナウンスが繰り返され、何か緊急事態が起きたようですが、結局、何だったのかは分からないままです。
$100のオンボード・クレジットの内$80はお土産を買うのに使いました。
10時からの東京港プレゼンテーションに行ってみました。
自分にとって新しい情報は特にありませんでしたが、外人から見てどういう情報が大切か、どこが不安か、どこが日本のユニークな良さかなどが、よく分かるものでおもしろかったです。
クルーズターミナルにWiFiがあるのは良いけどATMがないのは残念。ゆりかもめの1日乗車券が820円という情報は出ていたけど、メトロについて何も言わないのは片手落ち。
渋谷のスクランブル交差点はやはりトップクラスの行きたい場所のようです。船のスタッフの多くはディズニーランドを目指すらしいです。でも、クルーズターミナルから歩ける範囲の青海台場エリアだけでも魅力的なショップや公園やグルメがあることも良く伝わってきました。
11時からは、ノルウェージャンのクルーズ定番イベント「ケーキマスターの戦い」で、今回は、写真の左からプロのシェフ、ボランティア参加の船客、クルーズディレクターの3人が、作ったケーキの出来栄えを競いました。
このショーは、クルーズディレクターがいかに笑いを取るかがポイントなのですが、前の南米クルーズやパナマ運河クルーズの方が、大爆笑でした。
10/16午後:妻が発熱
ランチ後に、今後のノルウェージャンのクルーズ予定のプレゼンテーションを聞いている途中から、妻が寒気がしだして、船室に戻ると37.0℃の微熱でした。
そのまま休んでいましたが、夕方には38.2℃まで上がってしまいました。
私と同じ経過をたどるとすると、明日は一日中ダウン、明後日の東京入港日には回復となりそうですが、いかに・・・