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トルトラ島からヴァージン・ゴルダ島へ
まだ暗い6時前に英領ヴァージン諸島の首府、トルトラ島(Tortola)のロードタウン(Road Town)に入港しました。
ここでは、ヴァージン・ゴルダ島(Virgin Gorda)にあるザ・バスズ国立公園(The Baths National Park)を訪れる1人$99($50オフの特典で2人で$148)の寄港地ツアーが一番おもしろそうだったので、それに参加することにしました。
エスケープ号を下船してすぐにカタマラン(双胴船)に乗り、東隣のヴァージン・ゴルダ島に向かっている途中で美しい日の出を迎えました。
カタマランは、すごいスピードで結構な波をバンバンと乗り越え、30分ほどでスパニッシュタウン(Spanish Town)の港に着きました。
デビルズ・ビーチ
港からサファリバスに10分ほど乗って、島の南端にあるザ・バスズ国立公園まで来ました。
小高い所にある駐車場から、サボテンの中のトレイルをデビルズ・ベイ(Devil’s Bay)に向かって降りて行き・・・
大きな岩に囲まれたような小さなビーチに出ました。水は青くてきれいだけど、波はかなり荒いです。
妻は海に入ってみたけど、急に深くなる所があるのですぐに戻ってきました。大人はほとんど誰も海にまだ入らず、主に子供たちがキャッキャッと楽しんでいました。
ザ・バスズ(The Baths)
ここからいよいよ楽しみにしていたトレイルが始まります。
巨岩の隙間を縫うように歩いて行くと、波が入って来ないので静かに安全に泳げる天然のプールが所々にありました。
浅いので泳ぐというよりは、のんびり水につかる感じで、まるでお風呂。ここが”The Baths”と呼ばれているのに納得です。
所々に設置されている階段を使って、岩を乗り越えたりくぐったり・・・
水の中に入ったり出たり・・・
ロープに捕まりながら歩くところもあり・・・
とても変化に富む「ザ・バスズ」歩きを存分に楽しんで、もっと続けばいいのにと思いながら、開けたビーチに出ました。
ここも波は荒かったけど、腰くらいの深さの平たい大きな岩の上で波をやり過ごし、ちょうど良い水温の海に肩まで時々つかりながら、カリブ海を楽しみました。
ドイツ船に見送られ出港
エスケープ号に戻ってくると、隣にドイツのMein Schiff 2号(11万トン)が入港していました。
船客がお互いのクルーズ船を興味津々に眺めながら・・・
エスケープ号が13時頃に先に出航する際、たくさん手を振って見送ってくれました。
全く馴染みも知識もなかったヴァージン諸島でしたが、海の美しさが印象的でした。
昨夜米領ヴァージン諸島を出港し、今朝すぐ隣の英領ヴァージン諸島に入港するまで、エスケープ号はわざと遠回りをして時間調整をしていたことが、後で航跡を確認して分かりました。
海賊の板渡りの刑を体験
船室でシャワーを浴びた後、野菜と果物のカービングのショーを見ながら遅いランチをいただきました。
食後は、ロープコースに挑戦しました。
一番怖そうだけど行きたい場所は、船外に突き出している渡り板の先端です。
写真は別の人ですが、自分も渡り板の先っぽまで恐る恐る行ってみました。
この写真も別の人ですが、後で8階デッキから19階の渡り板を見上げて撮ったものです。
昔の海賊船で行われていた「板歩きの刑」の“目隠し”は無いし、しっかり命綱を掴んでいたので、思ったほど怖くはありませんでした。