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湯の山温泉滞在最終日は、桑名の蛤をいただき、名古屋城を観て、帰路につきました。
桑名宿で蛤のリベンジ
9時半に宿を出て、4年前に東海道五十三次を歩いた時に通った桑名宿を再び訪れました。
前回はゆっくり歩けなかった桑名城跡がある九華公園を散歩しました。
東海道歩きの時、桑名宿の旧街道沿いで、何人も行列していた桑名の蛤が食べられるお店があったのですが、その時は通り過ぎてしまったので、今回はリベンジして、蛤うどんと蛤天丼をいただきました。
うどんの方が、蛤の出汁が効いていて美味しかったです。
名古屋城で記憶と現実の金シャチを比べる
次に名古屋城に行きました。小さな子供の頃に行って以来なので、初めて観るようなものです。
金のシャチホコのレプリカがありましたが、子供の頃にこれを見た記憶はおぼろげにあるものの、記憶の中ではもっと大きかったです。
復元された国宝の本丸御殿を見学する
天守閣は、耐震性に問題があり閉鎖中なので、一昨年に復元されたばかりの本丸御殿(2つ上の写真の天守閣の左手前の建物)を見学しました。
尾張藩主の住居であり藩の政庁であった建物で、訪れた人がまず通された玄関には、竹林豹虎図が飾られていました。
正式な謁見に用いられた表書院には、床や違棚もありました。
藩主の身内だけが入れた対面所には、落ち着く雰囲気の風景画が描かれていました。
徳川家光の上洛に合わせて増築された上洛殿は、とても豪華絢爛で、藩主が将軍を迎えるのに、ここまでしたのですね。
日本のあちこちで天守閣を見学する機会はよくありますが、本丸御殿のように大規模に復元された建物を見るのは初めてで、とても見応えがありました。
見学を終えて、五平餅とかき氷でリフレッシュしてから、帰路につきました。