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新元号が「令和」に決まって以来、観光地として人気急上昇の大宰府展示館と坂本八幡宮を訪れました。
天平2年(730年)の正月に太宰府で催された梅花の宴で詠まれた歌を集めた『万葉集』巻五の序文にある・・・
初春の令月、気淑しく風和ぐ。
・・・から、新元号が決められたのですが、その梅花の宴を博多人形で再現したジオラマが、大宰府展示館にありました。
左から2番目の茶色の服の人が、この梅花の宴を催した大宰府長官の大伴旅人です。
この宴が催された大伴旅人の邸宅があった場所には諸説あるようですが、その1つが、坂本八幡宮がある辺りです。
広大な大宰府政庁跡の南東隅に大宰府展示館が、北西方向に坂本八幡宮があります。
坂本八幡宮からさらに北へ歩いて、四王寺山に登りました。
福岡の実家に帰省する度に、母と近所の山に登るのが恒例なのですが、今回は福岡在住の友人Kさんも一緒です。
山頂付近にある焼米ヶ原という開けた所でお弁当を広げました。
今から降りていく太宰府駅方面を望むと、九州国立博物館の青い屋根が左の方に見えています。
急坂を下り、裏からトンネルを抜けて太宰府天満宮の境内に入り、梅ヶ枝餅をいただきながら一休みしました。
太宰府天満宮の本殿脇の飛梅は、まだ一つも咲いていませんでしたが、正月3ヶ日が過ぎても参拝客で大賑わいでした。