フランス08: 雨交じりの運河を航行後、地中海ビーチと南仏家庭料理

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ゴッホの壁画がある街でランチ休憩する

サン・ジルを出航して、ローヌ・ア・セット運河を西に進み、2時間足らずでガリシアン(Gallician)という街まで来ました。

ここでは、船首を岸に向けて停める形だったので、多少もたつきながら係留しましたが、隣のマストを倒した古い木造帆船が印象的でした。

ちょっと早目のランチを済ませ、小雨の中をレインウェアを着て短い街歩きをすると、小学校の壁にゴッホの絵が描いてありました。

雨交じりの中を航行する

昼過ぎに出航して、雨が降ったりやんだりする中、運河をひたすら西へと進みました。一時、風雨が強まった時は、視界が悪くて操船しにくかったし、どんどん寒くなって、結構大変でした。

また、青空が広がってきました。一斉に水面から飛び立つ水鳥の群れ、オラ号を先導するように泳ぐ白鳥の番、岸辺を歩くモグラのような茶色い動物など、運河の景色は飽きることがありません。

ガリシアンから3時間ちょっと走って、今回のクルーズの出発点であるカルノン(Carnon)まで戻って来ました。

今日はここで停泊します。オラ号の水タンクをまた満タンにしておきました。

地中海を見て、南仏家庭料理をいただく

ここは、リゾートタウンでもあります。大きなヨットハーバーを抜けて、地中海に面したビーチまで散歩しました。

夏は、海水浴客でいっぱいになるであろう砂浜も、オフシーズンの今は空っぽです。

夕食には、南仏の家庭料理であるソーセージや肉を白インゲン豆で煮込んだカスレを、昨日訪れたベルガルド産のワインと一緒にいただきました。

私は、元々ベークトビーンズの味もあまり好きな方ではないので、それとよく似た感じのカスレも積極的におかわりしたいほどではありませんでした。缶詰のを開けて温めたので、本当に南仏の家庭で食べるカスレはもっと美味しいのかもしれません。

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