フランス04: リュベロンの個性的で美しい村々をめぐる

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今日は、リュベロン地方に点在するフランスの最も美しい村々をレンタカーで訪ねます。

今も渡れるローマ時代の美しい橋

最初の村に向かう途中、ローマ時代からのジュリアン橋に立ち寄りました。これが造られたのが紀元前3年とは驚きです。

渡ったりくぐったりしましたが、2000年以上経った今でも立派に橋として機能しているし、それに、美しいです。

サド侯爵がいたラコスト村の城

最初のラコスト村は、頂上の城に近い駐車スペースは満車だったので、そこで妻を降ろして、車は下の広場に駐めました。

そこから城まで登る石畳の道は、途中に急な石段があったりしておもしろいし、村の作りを身体で感じられて良かったです。

頂上の城に着くと、遠くに朝靄がたちこめる景色を眺めることができました。

この城は、サド侯爵が住んでいた所で、今はピエール・カルダンが所有しているそうです。城内には入れませんでしたが、近くに大きな手や頭などの奇抜なモニュメントもありました。

城からは、泊まっているルシヨンの街も遠くに望めました。赤いのですぐに分かります。

立派な松に囲まれたボニュー村の教会

次のボニュー村は、頂上の教会からの眺めが良いとのことで、駐車場から教会を目指して登って行きました。

教会への道中も、教会の周りも、驚くほど立派な松の木が何本も立っていて、それが印象的でした。

上からは、先ほど訪れたラコストの街と城も望めました。(下の写真の右上の方にある白っぽい所)

より観光地化されているルールマラン村

次のルールマラン村には、12時頃到着しました。

ルールマラン城は、12時半から14時半まで昼休みで閉まってしまうので、30分じゃ足りないよと言われたけど、それでも良いからと言って、入場料を払って入り、急いで一通り見ました。

こじんまりした城ですが、ここまでどこにも無かったお手洗いも利用できたし、一通り見るにも手頃な大きさで良かったです。

城の外側も一周歩いた後、城の前の広場の石に座って、ポカポカお日様を浴びながら、ピクニックランチにしました。

その後、ルールマランの街歩きもしました。ここは、観光客向けのお店も結構あって、こじゃれたディスプレーが目を引きました。

セーニョン村のスリルのある岩場

最後にセーニョン村を訪れました。ルールマランとは対照的に、観光地化されていない静けさや素朴さが、とても良かったです。

特に良かったのは、頂上の岩場です。結構スリルのある道を登ると、今日最高の景色が広がりました。これまで見てきた村が、遠くにあれもこれもと見えて、リュベロンを一望している感じです。

セーニョン村全体がすぐ下に見えておもしろいです。柵など何にもないので、崖っぷちに立つとムズムズします。

とても印象的な場所と景色で、個人的には、今日訪れた村の中で一番気に入りました。

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