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馴染んだグダニスクの街で、お気に入りの道を歩く
住むように旅する際に、私にとって欠かせないのは、お気に入りの散歩道です。グダニスクに4連泊する間に、何度も歩いてなじんだ道もできました。
午後には街を出るので、朝食後にアパートの掃除や荷物のパッキングを済ませた後、お気に入りの散歩道を通って運河沿いをドゥーガ通りへと歩きました。
昨日は休みだった市場に寄ると、イチゴが美味しそうでした。連泊する最初の日に買えば滞在中に食べ切れたでしょうが、今日は移動日なので見るだけです。
チェックアウトが11時までなので、アパートに戻って、スーツケースを押しながら本駅横のバスターミナルまで歩き、コインロッカーに収めました。
東欧の民主化運動の歴史に触れる
午前中の残りの時間で、ヨーロッパ連帯センターを見学しました。
アパートのすぐ隣に連隊記念碑が建っていて、その奥に赤錆色の巨大な建物があり、この辺りは何度も散歩したのですが、建物の中に入るのは初めてです。
外観からは想像できないほど建物の中はとても現代的で、造船所の労働者だったレフ・ワレサ(後の大統領)が率いた「連隊」によりポーランドが民主化していった様子を解説する展示を一通り見ました。
その中で、小さいけれども、日本でも連隊を支援するデモが行われたことを示す展示が、印象的で、ちょっと嬉しく思いました。
新たなお気に入りの場所を見つける
ランチに良い店を探しながら、まだ歩いてなかった川沿いの遊歩道を行くと、天文学者の銅像や素敵な建物があり、ちょうど教会の鐘も鳴り出しました。
鐘の音を聞きながら、しばし日陰のベンチに座って涼しい風に吹かれたのは、この旅行の中でも思い出に残るひと時でした。
ランチは、ポーランドの美味しい黒ビール、料理、チーズケーキ
賑やかなドゥーガ通りのポーランド料理のレストランでランチにしました。
ここで飲んだ黒ビールが超美味しかったので、その後のポーランド旅行中の飲み物は、黒ビール中心になりました。
ドイツ料理でもありポーランド料理でもあるソーセージとザウアークラウトもすごく美味しくて大満足。
シチューは内臓系だったので、私は美味しかったけど、妻は苦手で食べられず、その分、後で市場でチーズケーキを買って、先ほどの新たなお気に入りとなった公園のベンチに座って食べました。
ちなみに、ポーランドがチーズケーキ発祥の地らしいです。
ちょうど良い時刻になったので、本駅の隣のバスターミナルへ行き、今日からの運河クルーズのボート基地に向かうため、バスに乗り込みました。