ポーランド02: グダニスク旧市街をスマホ片手に歩く

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老舗のベーカリーで朝食

朝早く目が覚めて、6時過ぎには散歩に出かけました。半袖シャツ1枚で歩くとちょうどいいくらいの気持ちの良い気温です。

老舗のベーカリーでパンを選んで、そこのカフェで朝食にしました。

『地球の歩き方』に載っていたPellowski Piekarniaと言うお店ですが、NHKの『世界街歩き』のグダニスク編を録画しておいたのを帰国後に見ると、なんとこのお店が登場していました。

現地SIMを手に入れる

まず最初に必要なのは、現地SIMを手に入れることです。9時過ぎに本駅そばのショッピングセンターに行くと、期待通り、ポーランド携帯大手のOrangeのショップがありました。

高速(4G)データ通信も通話もできるプリペイドSIMが、たったの5ズウォティ(約150円)。iPhoneのSIMを入れ替えるだけで特に設定は必要ありませんでした。(日本ではフリーテルSIMを使っているので、フリーテルのプロファイルを一旦削除しておく必要はあります。)

これに必要なだけチャージするのですが、そのお店は忙しそうでやってくれず、本駅近くの別のオレンジショップで、30ズウォティ(約900円)チャージしました。これで、データ15GBまでを1ヶ月間使えるので、今回のポーランド旅行には十分です。

旧市街の見所をスマホ片手に歩いて巡る

グダニスクの旧市街の見所は、ドゥーガ通りと運河沿いに集中していて、全て徒歩圏内なので、のんびり歩きながら1つ1つ見て行きました。

このような時に、ガイドブックを何度も取り出すことなく、スマホで周辺の見所と場所を確認できるGoogle Tripsというアプリを今回の旅行で試してみました。

旅行前に、行きたい見所を選んで、どういう順序で歩くかを決めておいて、その行程の通りに、現地でスマホ片手に地図を見ながら歩くこともできます。

これが、日本で作っておいたグダニスク旧市街観光の旅程です。現地でこの画面を出して、この通りに歩きながら、画面下の部分を次の見所までスクロールしてタップすれば、その詳細情報が表示されます。

実際に使ってみると、見所が10ヶ所までに制限されたり、アプリが勝手に決めるルートが変だったり、まだ細かいところでイマイチな部分もありましたが、それなりに便利に使えました。あともうちょっとで、自由旅行に『地球の歩き方』を持って行く必要がなくなるかもしれません。

旧市街で特に印象的だった見所

今は琥珀博物館となっている囚人塔に登って眺めたドゥーガ通り。右奥の塔は市庁舎で、その左の大きな塔は、修復中で入れなかった聖母マリア教会です。

ドゥーガ通り沿いの建物。建物の感じは、お隣のチェコのテルチ(カラフルな建物が並ぶ世界遺産の街)によく似ています。

市庁舎の中にある歴史博物館の立体的な天井の装飾。あっけにとられるほどゴテゴテしていました。それほど期待せずに入った博物館でしたが、驚かされました。

グダニスクのシンボルである運河沿いの木造クレーン(黒い建物)。昔、このクレーンを使って、船の荷物を積み降ろししていました。対岸の船は、後で見学する蒸気船ソーデック号です。

クレーン内部を見学すると、驚いたことに、その動力源は、人間ハムスターでした。つまり、この大きな車輪の中に人間が入って歩くことで、ロープを上げ下げしていたのです。

最後に、小さなフェリーで運河を渡って、大戦後にポーランドで最初に造られた蒸気船ソーデック号を見学しました。

たっぷり歩いてアパートに戻る

アパートに戻るために、運河を渡る橋に向かって歩いていたら、その跳ね橋が目の前で上がり始めました。

最初はガーンと思ったけど、暑い中を随分歩いていたので、日陰に座って、橋が閉じるまで30分間休憩しました。その間、古風な観光船が橋をくぐって出て行くのも見られてラッキーです。

スーパーで食料の買出しをしてアパートに戻った時には、2万歩も歩いていました。

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