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Q1. アイスランドを見るのに何日必要ですか?
我が家は14泊かけて1周しましたが、西部フィヨルド地方を省けば11泊でゆとりを持って回れます。1周するには1週間〜10日は必要ですが、そこまで日数をかけられない場合は、以下の優先順位で絞り込むと、アイスランドらしい所を一通り見られるかと思います。
- ゴールデン・サークル
- アイスランド南部
- スナイフェルスネース半島
Q2. どのようにして旅程を決めましたか?
アイスランド観光の基本情報として「Guide to Iceland」のサイト(日本語)がとても役立ちました。レンタカーで巡ることに決めた上で、そのサイトのセルフドライブツァーの旅程を参考にして、毎日何を見てどの辺りに宿を取れば良いかの見当をつけました。
Q3. 宿はどのようにして選びましたか?
物価高のアイスランドでは安い宿から満室になるらしく、旅行の3ヶ月前には全ての宿を予約しました。2人1泊1万円以下を目標に、Booking.comやHotels.comで探してもほとんど無く、Airbnbだと結構見つかりました。それでも無い場合は、ユースホステルを利用しました。特に南部は宿があまりなくて、ユースの男女混合ドミトリーに連泊することになりました。ユースは、Booking.com等で予約するよりも、直接予約する方が安くなるようです。
Q4. どのようにレンタカーを選びましたか?
4WDでないと入れない道路はありましたが、主だった観光地は2WDで十分でした。キャンピングカーを借りて宿代を浮かすことも考えましたが、ほとんどの駐車場はオーバーナイト禁止だったので、結局有料のキャンプ場を利用することになるし、風雨に見舞われたり寒い日もあったので、キャンピングカーにしなくて良かったと思いました。オプションの保険で、強風時の砂礫によるダメージを免責するものなど必要かどうか迷いましたが、保険料が高額だし、実際2週間アイスランドを強風下も含めてあちこち巡っても特に損害はなかったです。Rentalcars.comで予約すると、そこそこの保険料で免責されるオプションの保険があることに後で気がついたので、前もって知っていればそれを利用したと思います。
Q5. 持って行って良かった物、不要だった物はありますか?
上下レインウェアと防水の靴は必須でした。リュックのレインカバーも必要です。傘は一度も使いませんでした。宿代を節約するために全て予約済みなので、雨が降ったら停滞というわけには行かず、雨の中でも見るべき所は見て次の宿に向かう必要があり、傘が使えないほど風が強いことはアイスランドではよくあるので、しっかりしたレインウェアが重宝します。
Q6. 現金はどれくらい必要ですか?
結局、全てクレジットカードで支払い、両替もせず現金は一度も使いませんでした。現金が必要だったのは、1) マイナーな観光地の有料トイレ、2) 手工芸品の無人販売の2箇所だけでした。空港で念のため少しは両替しようとしたのですが、手数料が高いよと言われたのでやめました。
Q7. 通信環境はどのようでしたか?
ほとんどの宿でWiFiはありましたが、遅かったりすぐに切れたり、問題なく使える所の方が少なかったです。SIMフリーのiPhoneなので、ケプラヴィークの空港に着いた時に売店で入手したSIMで、大自然の中でたまに圏外になる以外は、問題なくネットが利用できました。SIMINN社とVodafone社を利用しましたが、特に優劣は感じませんでした。Nova社は、他の2社に比べてカバレージや信頼性が劣るそうです。
Q8. オーロラは観れますか?
夏の間は難しいですが、9月以降は見える可能性があります。オーロラの出現確率が高く、晴れていないと観られないので、結局、2週間の旅行中、1晩だけ見ることができました。
Q9. どのようにして食事を自炊したのですか?
物価高のため旅行中の食事を自炊する観光客は多く、1つを除き、全ての宿に共用キッチンがありました。宿によって、電子レンジ等の設備や備え付けの調味料にあったりなかったりはあります。スーパーで食材を買い出しするのに、BonusとKronanというチェーン店をよく利用しました。日本のように1つ1つに価格が表示されてはなくて、陳列棚に名前と価格が書いてあり、いくらなのか分かりにくいですが、バーコードをかざすと価格が表示される装置が店内によくあるので、それを利用すると便利です。
Q10. どこが一番良かったですか?
オーロラを観たこと、虹の滝、海辺の温泉露天風呂、広大な景色などが、一番強く印象に残っています。