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パラワン島で5泊した後、マニラに戻り、翌日、郊外のパグサンハンという所にバスに3時間以上乗って行き、急流下りを楽しみました。急流下りと行っても、最初は川をモーターボートに引かれて上って行きます。
川幅が狭くなると、モーターボートは引き返して行き、前後の船頭2人が、力を合わせて川の流れに逆らって小舟を持ち上げて行きます。世にも珍しい「急流上り」です。
十分な水流が無い所では、鉄パイプの上を力まかせにボートを引き上げます。乗って座ったままなのが申し訳ない感じです。
ボートで行ける最上流部には滝があり、ここでイカダに乗り換えて、何とこの滝に向かってイカダは突っ込んで行きます。
ヘルメットをかぶった頭にどどどっと水圧を感じながら滝をくぐり抜けて振り返ると、目の前をすごい迫力で水が落ちています。「泳ぐか?」と言われて、少しだけ泳いでみましたが、強い水流があり、滝に近づくのは難しかったです。
帰りは普通の急流下りですが、狭い所で登ってくるボートと鉢合わせにならないように、船頭達は大声で合図しあっていました。
急流を抜けると、地元の子供達がおおぜい水遊びをしていて、子供達とハイタッチをしながら川を下っていくのんびり感が、滝と急流の迫力の余韻と合わさって、とても良い気分でした。