シリア家族旅行09: シリアの味を最後まで楽しむ

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飲み納め・食べ納めして、バスでダマスカスへ

7時に起き、7時半に昨日と同じ朝食を食べて、スークに買い物に出かけたけど、日用品ばかりで、探すおみやげは買えませんでした。

暑いシリア旅行中の楽しみだったフルーツジュースの飲み納めに、親はオレンジジュースを選び、娘はニンジンに挑戦しましたが、これはあまり美味しくなかったです。

10時前にチェックアウト。バスターミナルまでのタクシー代は、フロントで聞いた相場通りの25SPでした。フロントでおすすめのバス会社は11時発だったので、声をかけてきた別の会社の10時半発のダマスカス行きにしました。

乗る前にシュワルマ・サンドイッチを急いで食べました。これもシリア旅行中に手軽なお昼として何度も食べましたが、ここでも美味しかったです。

シリアのバスは、強い日差しで暑くなるのを避けるため、日向側の窓は全てカーテンが閉めてあって、そちらに座ると景色が楽しめないので、できるだけ日陰側に座るようにしていました。

バスはホムスに寄ったけど、思ったより早く13時過ぎにダマスカスに着きました。

空港までのタクシーの運賃でもめる

すぐにタクシーが寄って来て、「Airport?」と言うので、「Yes.  How much?」と聞くと、相場通りの500SPでした。ついていくと、別のおじさんが横取りして、そっちになりました。

高級そうな大型のバンだけど、後ろの窓はつぶされています。乗る前にもう一度、
 私「How much?」
 おじさん「 500もごもご」
 私「500?」
 おじさん「 OK」
乗って動き出して、
 私「全部で500?」
 おじさん「1人500」
 私「No!  全部で500!」

タクシーは3人しか乗れないとか、2人なら500だけど4人だから1000とか言い、そのうちに1000が1人200で800になりましたが、こちらは600からは頑として譲らず、一渡りやりあった後は、無言で空港まで来ました。

結局600SP渡して、「後100、・・・50」と言うのを、怒った風に「もう100も余計にあげた!」と言って、ドアをバタンと閉めてバイバイしました。

シリアではこれまで意外と明らかにぼられることがなかったので、少し油断していて最初に全部でいくらかを確かめなかった私も悪いのですが、ちょっと後味悪かったです。

空港で、最高に美味しいアラブのスイーツをお土産に買う

ハマで買えなかったお土産を空港で探しました。ハマの水車の絵がついたマグは、この旅行記を書いている2018年になっても息子が愛用していて、今も目の前の食卓の上にのっています。

会社へのお土産用には、アラブのスイーツの「バクラワ」を買いました。配る時に私も食べてみましたが、これまでの人生で食べたお菓子の中でも最高に美味しいと思いました。(元々甘いものは苦手で、スイーツを食べ慣れていない私の感想です。)フィロ生地の間に刻んだクルミ、ピスタチオ、ヘーゼルナッツ、アーモンドなどをはさみ、焼き上げてから濃いシロップをかけたものです。(ウィキペディアより引用)

きらきらしたドバイ空港で乗り換える

ドバイまでのフライトでは、娘とトリビアの対戦をして3敗後にやっと1勝しました。その後、息子とチェスをしたけど、こちらは時間切れ。

ドバイ空港では、豪華で何でもありの巨大免税品店を隅々歩いてみました。

ドバイから関空へのフライトは、最後の3時間以外はぐっすり眠れました。関空での乗り換え時間に「さぬきうどん」を夕食に食べて、連日のアラブ料理で疲れていたであろう胃をいたわりました。

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