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パラグライダーを終えて1230スタートの次のツァーまでちょっと時間があったので、道の駅「たくみの里」周辺を散策していたら時間ギリギリになってしまい、コンビニで買って来たおにぎりやサンドイッチを食べながら装備の説明を聞きました。
航海士は昨日のハイドロスピードで体力を使い果たしてしまったので、子供達と3人で参加することになりましたが、この「プレミアムFOXキャニオニング」というツァーは、みなかみ町で体験できるアウトドアの中でも最も過激なツァーとのこと。
最初は、子供の頃の川遊びのような感じで、渓流を一列になって歩いて進みます。
でもすぐに全身で水に入って、グーにした手と頭を先にうつ伏せで流れたり、手を身体の前で組んで足を先にして仰向けで流されたりという基本を練習しました。
そして早々に落差20mの大滝の登場です。1人1人順番に途中までロープで吊り降ろされ、最後はロープが放たれて滝壺に落ちるのですが、自分の番を待っている間は全くその様子も滝自体も見えず、前に行った人の悲鳴が時々聞こえてくるだけで、盛り上がる恐怖感を味わうのにこれ以上のシチュエーションはないというところです。
自分の番が来てからは、もう恐怖心を感じている暇もないくらいに、次々と物事が進んで行きます。この滝をクリアしてからは度胸もついて、もう何でも来いという気分にもなりました。
この滝は道路からアクセスがあるので、ツァー後に車でそこまで行って、この日の最終グループが順番に落ちるのを見学した時に撮った動画がこちらです。
滝壺に落ちた後、ちょっと休んだら、今度は滝壺を泳いで横断する必要があるのですが、滝からの水流に流されて滝の反対側の壁に押し付けられるので、足を壁に向けて突っ張ってカニ歩きするようにして移動しました。
全員無事に降り終えて、次はうつ伏せで頭を先にして少し流されます。もう怖い物なしと思っていたら、その先にさらなる恐怖が控えていました。数メートルの滝を、何と、頭を先に仰向けになって落ちるのです。これは一番にするにはまだ心の準備が出来てないなあと思っていたら幸い指名はされませんでしたが、順番待ちの間も恐怖なので、覚悟を決めて落ちました。
子供達も同意見でしたが、仰向けで鼻を手で押さえて落ちる方が、鼻に水が入らないので意外と楽でした。
信じられない程に過激なキャニオニングで、水の冷たさに最後はブルブルふるえる程でしたが、子供達と3人でやり遂げた達成感・充実感・満足感は何物にもかえがたいものでした。