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ブドヴァのセレブな島と教会
今日も朝から雨降りで、シーズンオフなので、モンテネグロのビーチリゾートに行ってもしょうがないのですが、世界のセレブが滞在するという島全体が超高級ホテルになっているスヴェティ・ステファンに、眺めるだけでも行ってみました。
ブドヴァの街に引き返し、城壁に囲まれた旧市街を少し散策しました。
約30年前の大地震で壊滅的な被害を受けたとは思えないほど美しく再建されています。
街のシンボルは、カトリックの聖イヴァン教会で旧市街で一番大きな教会なのですが、その前にある小さな正教の聖三位一体教会(写真↓は、その入り口上部の装飾絵)では、男女が左右に分かれ起立したまま礼拝が行われていました。
白い“モンテネグロ”の山岳ドライブ
ロブチェン国立公園を通る山岳道路をドライブしながらコトルに戻ることにしました。
公園最高峰のロブチェン山(標高1,749m)が黒々していることにちなんで「黒い山」という意味の「モンテネグロ」という国名になったそうですが、その山肌は雪で少し白くなっていました。
日光のいろは坂のような九十九折りを降りて、コトルの街に崖の上から落っこちていくようにアプローチする道路は絶景でした。
城壁を登り旧市街とコトル湾を眺める
コトルに着いてまずランチを済ませた後、雨も上がり天気が回復したので、私1人で旧市街の山側を取り囲む城壁に登ることにしました。
三角形をした旧市街とフィヨルドのようなコトル湾の眺めは素晴らしかったです。
オーストラリア在住のフィリピン人と記念写真を撮り合いっこしました。
青空市場で鮮魚を調達
私が城壁めぐりをしている間、妻はコトルの青空市場で今晩の夕食の食材を探して・・・
新鮮な魚を3種類手に入れました。
昨日泊まったキッチン付きのアパートがとても気に入ったので、今晩もそのようなアパートを探して夕食は自炊する予定です。
フェリー目前の悲劇
ドゥブロヴニク方面に戻るのに、今度は近道となるフェリーを使おうと思ったのが大失敗。
あともう少しでフェリー乗り場という所で、前から何台も車がバックして来ます。何が起きたのだろうと車列の先頭まで歩いて行ってみると、パトカーもいて・・・
なんとバスと乗用車が正面衝突して、バスが動けなくなっていました。
あと数百メートルでフェリー乗り場なのに、バスが狭い道路を塞いでいるために先に進めません。
フェリーなら対岸がすぐ目の前に見えているのに、がっかりです。
約40kmの道を1時間もかけて、コトル湾をぐるりとまわることになりました。
贅沢なアパートでフィッシュスープ
モンテネグロからクロアチアへの国境も大渋滞していて通過するのにさらに1時間かかりました。
もう18時を過ぎているので、ドゥブロヴニク空港を過ぎてすぐのツァヴタット(Cavtat)という街の閉まりかけていたインフォメーションでアパートを紹介してもらいました。
行ってみると、なかなかセレブな建物です。
広いリビングの奥に独立したキッチン・ダイニングがあり、寝室も別にあって贅沢な間取りです。
ルーフ・バルコニーからの眺めも抜群でした。
夏場は1泊€100もするそうですが、オフシーズンなので€35にしてもらえました。
オーナーのおじさんは、1年ほど仕事で千葉にいたこともあり、ここに泊まる初の日本人とのことで歓迎してくれました。
夕食は、市場で買った魚、ブルドヴァという初めての野菜、フェリー乗り場前の事故現場で見つけて摘んだフェンネルを入れたスープと・・・
牛の生ハム、トマト、ビール、カシスジュース、コーヒー、マンダリンをいただきました。