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今回は過去最高の8人でのツバメ合宿です。全員が艇内では寝られないので、航海士と私は持って行くテントで宿泊の予定です。そんな事ができそうな清水の折戸マリーナを前回に引き続き目指すことになりました。
土曜朝7時半に我家の最寄り駅でピースオブエイトさんと合流して、渋滞もなく順調なドライブの後、O船長もちょうど同時に11時に安良里に着きました。ツバメをブイから岸壁に持ってきたところにタイミング良くNPさん一家も到着して、荷物を積み込んで12時に安良里を出港しました。
天気:曇
風向:南
風力:2
もやーっとした曇り空で、富士山は見えませんが、駿河湾をはさんだ対岸の山々のシルエットがかろうじて見えます。
機走しながらまずは各自で持ち込んだ昼食を済ませて、メンスルを上げて弱い南風を左舷後方から受けながらしばらく機帆走します。海は波もほとんどなく穏やかです。5歳のTくんも舵を取ってご満悦です。
弱いながらも風がそこそこに吹き続けているので、1420頃にNo.1ゼノア(ツバメに2枚ある中の重い方)も上げました。ようやくエンジンを止めて、トローリングの釣り針と糸も流しながら、静かなセーリングを楽しみます。
今日はトビウオが飛ぶのもよく見かけるし、前回よりも鳥も多くて、何か釣れるんじゃないかなとの期待も高まります。清水港の入り口が近づいてきた15時頃、何度目かの釣り糸チェックをTくんがすると、何と魚が一匹かかっていました。シイラ(別名マヒマヒ)です。
3人がかりくらいで、引き上げて、針をはずして、たたいて、頭と内蔵を落として、3枚おろしにして、8人分の切り身にして、夕食までクーラーボックスの中に保管して、汚したデッキを掃除しました。前回に引き続きなので、釣れた魚の処理もずい分と手際が良くなった感じがします。(私はもたついていたのですが(^^;)。
セールを降ろして、清水港に入り、巨大なコンテナ船とすれ違い、ヨットで世界一周した方の乗ったクルーザーと出会い、3本マストの帆船ドーントレッダー号や造船中のタンカーを眺めて、港の奥に向かいます。
フェンダーをライフラインに結びつけるクラブヒッチの練習をしながら、16時半に折戸マリーナに到着。浮き桟橋で釣りをしていた人がもやい綱を受け取ってくれて、子供達はしばらくその方と一緒に釣りをしていました。何匹か釣らせてもらったようです。
使ったセールを片付けた後、航海士とピースオブエイトさんは、安良里港で採ってきたカキの殻剥きに挑戦です。O船長が途中から工具を持ち出して効率良く殻を割って中身を取り出せるようになりました。殻剥きで散らかった桟橋に水を流して、しばしのんびりしてから夕食です。
夕食は、釣れたシイラと採ったカキのムニエル、クラッカー・パン&パテ・チーズ、メインはポトフ、ビールとワイン、炊いたご飯、最後にコーヒーを浮き桟橋の上でいただいて、満腹&大満足です。食べている途中ですっかり暗くなりました。
クラブハウスの快適なシャワーを浴びた後、寝支度に浮き桟橋にテントを張ったら、桟橋の幅、テントの幅、テント内に敷くツバメ備え付けのマットレスの幅が、全てあつらえたようにピッタリでした。
寝る前にまたロープワークの練習で、クリート結び、クラブヒッチ、もやい結びに子供達が熱心に挑戦しました。Rちゃんはコツをつかむのが上手で物覚えが良くて、あっと言う間にマスターしちゃいます。23時近くになって就寝。
コメント
シイラってピーター・ダックの紋章の?
あれがマヒマヒと同じなのかは知らないけど・・・。
おお、そうか、ピーター・ダックの紋章のシイラと釣れたシイラとが結びついていなかったけど、同じ魚だと思います。長い背びれの感じがそっくりだし。
とってもランサムな魚を釣って食べていたんですね。今度シイラが釣れた時にはもっと大騒ぎしそうです(笑)。