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那須3日目は、雨にもかかわらず、那須のあちこちで良いところを見つけました。
賽の河原と殺生石
まず、那須温泉で最も古く有名な鹿の湯を目指して行き・・・
温泉につかる前に川沿いの道を上流へ少し散歩すると、湯本温泉源を見つけました。
さらに上流に歩いて行くと、賽の河原と呼ばれるゴツゴツした岩原の上に遊歩道がありました。
遊歩道を歩いて行くと、湯の花の採取場跡や・・・
お地蔵さんがたくさん立ち並んでいるところがあって楽しめます。
一番奥には、殺生石と呼ばれる岩があり、付近で噴出する火山ガスで命を落とす生き物もいることから、その名があるようです。
帰りは、賽の河原を見下ろす斜面に付けられた遊歩道を通り、那須温泉神社にお参りして、鹿の湯に戻りました。
30分ほどで一周できて、とても見所に富んだ散歩道でした。
鹿の湯でユニークな入浴法を体験
千三百年の歴史がある鹿の湯は、とてもレトロな雰囲気で、温度が違う湯船が6つ(女性用は5つ)もあります。
ここで推奨されている入浴法のとおりに、まず首の後ろに柄杓で掛け湯をした後、借りた砂時計を使いながら、41, 42, 43, 44度の湯船それぞれに腰まで、胸まで、首までと少しずつ身体を沈めながら3分ずつつかりました。
さらに熱い46, 48度の湯船は、その辺りに集まって雑談中の数名の方でちょっと密になっていたし、おそらく熱すぎて入れなさそうなのでパスしました。
白濁したお湯もいいし、なかなかおもしろい体験でした。
日本一のパンと栃木ブランドのポーク
宿に戻る前に、日本一をうたっているパン工房ドリームに寄りました。
お店に並んでいるパンは、どれも高いけど、素晴らしく美味しそうで、迷いながら2つだけ買いました。
宿に戻ってポークステーキとサラダを添えてランチにしましたが、期待に応えるパンの味で本当に美味しかったです。
パンも美味しかったですが、那須滞在中に見つけて美味しくて気に入ったのは、栃木の地元のブランドの豚肉です。
那須にまた来る楽しみが一つ増えました。
リゾート施設の大きな部屋を見学
利用しているポイント制タイムシェアリゾートの部屋にはいろいろなタイプがありますが、夫婦2人で泊まるのでいつも一番小さな部屋(今回は12ポイント/泊、オフシーズンなら8ポイント/泊)を利用しています。
良い機会だったので、他のお客さんがチェックインする前に、空いている大きな部屋も見せてもらいました。
こちらは6名まで泊まれるメゾネットタイプ(今なら20ポイント/泊、オフシーズンなら10ポイント/泊)でバルコニーがいい感じです。
こちらは10名まで泊まれる5LDKタイプ(今なら30ポイント/泊、オフシーズンなら20ポイント/泊)で、リビングも広々しています。
那須は見所も多いので、いつか親族で集まって広い部屋も利用してみたいものです。
誰もいない雨の沼ツ原湿原を歩く
まだ夕食まで時間があるので、沼ツ原湿原まで車で行って、遊歩道を歩きました。
ここを歩くのは、霧雨の中でも気持ち良かったです。白いきれいな花が咲いているのが印象的でした。
この湿原は、この辺りでも有数のニッコウキスゲ(エゾカンゾウ)スポットなのですが、今朝立ち寄った那須高原ビジターセンターの方の話によると、キツネに食べられて今はほとんどないそうです。
ちょうど見頃の時期なのに、辺り一面に咲き誇るニッコウキスゲを見られなかったのは残念ですが、木道の隙間のキツネが見つけにくい所にかろうじて咲いていました。
宿に戻る帰り道では、道路端に野生のサルを見かけました。
今夜も自炊の夕食
夕食は、ホタテとブリの粕漬け焼き、クレソンのサラダ、水餃子入りスープ、焼きナスでした。
那須は、品揃えが良いスーパーがあるので、宿で自炊するのに毎日そこで食材を買い出しできて助かっています。