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今年の夏休みは、中国ウルムチへの航空便と北海道へのフェリーの両方でキャンセル待ちをしていたのですが、どちらも取れないでいました。そこに、先週同盟したヤマネコ号が8/11~22で紀伊クルーズを行い、まだ空きもあるし一部区間でも乗船できることが分かり、夏休みの南紀旅行が決定です。
和歌山県は、日本の都道府県の中で唯一まだ訪れたことが無いところだったのですが、これで全48都道府県に足跡をしるすこともできます。まるで、和歌山行きが運命付けられていたかのようでした。
お盆の最も混む時期に、泊まる2日前に空いてる宿を和歌山県全体(和歌山市内を除く)で探してみたら、南紀白浜の高級ホテルの1泊10万円以上するスイートルームと高野山の宿坊だけでした。高野山の宿坊なんて面白そうなので、最初の目的地はここに決定です。
お盆の帰省ラッシュを避けるために朝3時半に自宅を車で出発し、13時には高野山に到着しました。何も無い狭い山道を登ると、忽然とお寺だらけの街が現れるなんて、不思議なところです。マチュピチュみたい。しかも、これだけの街と人と生業に、12世紀も前の空海という1人の人間が今でも大きな影響を与えているというのも不思議です。
「諸堂共通内拝券」を買って、それで入れる6ヶ所のお寺をまずは見学しました。それぞれ立派そうなお寺が何十と並んでいるので、どれを見たら良いのかが分かるだけでもありがたいセット券でした(笑)。
大円院という宿坊に泊まったのですが、エアコンの無い部屋で昼間はちょっと暑かったけど、下界より数度は気温が低い山の上なので、朝晩は過ごしやすかったです。
夕食の精進料理も質量共に満足。若いお坊さんのサービスも良かったです。
な~んて、まずは観光旅行からスタートした南紀旅行1日目でした。