香港寄港2:九龍観光

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香港2日目は、本土側の九龍にある見どころをめぐることにしました。

唐代様式の庭園と寺院

9時前に下船して、まずバスとMRT(メトロ)を乗り継いで、南蓮園池(写真右側)という唐代様式の庭園と、隣接する志蓮淨苑(写真左側)に向かいました。

南蓮園池の園内はよく整備されていて、鯉が泳ぐ池、朱塗りの橋、黄金の塔など、中国らしい景観を楽しめました。

志蓮淨苑の方は、大好きな物語『十二国記』の世界のようで、蓮池が美しく、建物も立派で期待以上に良かったです。(堂内の仏像などは撮影禁止でした。)

船の寄港地ツアー客もここに来ていました。

旺角のユニークなお店めぐり

次にMRTで旺角駅に行き、旺角(モンコック)エリアを歩くことにしました。

最初に搾りたてのサトウキビジュースを1杯。南国ならではの味で美味しいです。

香港の建築工事現場の足場が竹製なのは驚きでした。

金魚街では、小さな袋に入れられた金魚類を壁一面に吊り下げて売っているユニークなお店が並んでいました。

女人街では、衣類と果物の露店が入り混じっていて、これまた香港らしくておもしろいです。

パッションフルーツ6個1山をHK$20(400円)で買って、その場でいただきました。

別の店で、インドネシアで馬に乗った後に食べて美味しかった果物(→記事)と同じものがあったので、1山HK$25で買いました。超爽甜蛇皮果と書いてあり、漢字の意味からなるほどと思えるような名前です。

花屋街では、華やかなブーケに加えて季節がらクリスマスツリー用の木もたくさん店先に並んでいました。

最後に雀鳥花園(バードガーデン)を見ました。とても綺麗な声の鳥が籠の中で休む間もなく囀っていました。

散策中に地元の人が利用する安くて美味しそうな食堂もいくつか見かけたのですが、次の目的地に向かうバスがすぐ近くのバス停からすぐに出るので、行った先でランチにしようと思って乗ったのが大失敗・・・

コラーゲンたっぷり黒スープ

西九龍文化地区というアートや文化に関わるいろいろな施設があるエリアに行き、写真の「M+」というアジア最大級のヴィジュアル・カルチャー博物館の中にも高級レストランはあるのですが、我が家が好みのローカルな食堂みたいなお店は周辺にありません。

結局、数台来ていたキッチンカーのメニューを見比べて、注文したものをピクニックテーブルで食べました。

黒いスープで豚足、生姜、ゆで卵が煮込まれた料理は、スープの味は良いけど濃厚過ぎて全部は飲めず、コラーゲンたっぷりの骨付き肉をしゃぶって、生姜の塊を齧って、面白いものが食べられました。

香港故宮文化博物館

西九龍文化地区に来た目的は、香港故宮文化博物館の見学です。

7つある常設展示エリアを陶器のだけパスしてあまり時間をかけずに見てまわりましたが、最後の展示エリアだけ独特で、部屋全体がスクリーンになってアートが投影されている部屋を次々と見るのが一番印象に残りました。

香港出港

クルーズターミナルに戻ると、隣にスペクトラム・オブ・ザ・シーズ(17万トン)が接岸していたので、ターミナルの屋上庭園から眺めましたが、大き過ぎて1枚の写真には収まりませんでした。

帰船するためにターミナルビル内を歩いている途中で、その船は出航して行きました。

時間にゆとりがあると思っていましたが、帰船したのは門限の15分前でした。

予定の17時から少し遅れてノルウェージャン・サンも出航しました。特に見送りのパフォーマンスは無しです。

水路の最狭部を過ぎた後、水先案内人が本船からパイロットボートに飛び移って下船する瞬間を目撃しました。

18時頃になると、かなり薄暗くなってビルの夜景もきれいになってきました。

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