ロンボク島寄港1:入港風景、寺院めぐり、ビーチ

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レンバル入港

インドネシア2つ目の寄港地は、コモド島から1つ島をはさんで西にあるロンボク島のレンバルです。

レンバル港内にはたくさんのフェリーが錨泊していました。

写真↑に写っているだけでも12隻ありますが、ヨット乗りの友人Pさんによると、右から1, 4, 5, 6, 7, 8, 10隻目は、元々日本で使われていた以下のフェリーだそうです。

  • こくどう丸(宇高連絡船)
  • 第十有明丸(長洲~多比良)
  • フラワーライン(師崎~伊良湖)
  • 第十二おおしま(今治~大島)
  • くりはま丸(久里浜~金谷)
  • フェリーけらま(慶良間諸島)
  • 第五ひやま(奥尻島)

島だらけのインドネシアなのでフェリーの数も多く、錨を降ろして待機しながら必要な時だけ岸壁を使うようでした。

レンバル港の入り口には砂州や島があり、地元民の小舟もあちこちにいて、入港時の景色はとても楽しめました。

立派なフェリーターミナルもあり・・・

演奏と踊りで歓迎してくれました。

ロンボク島観光計画

明日のバリ島で1つ目のクルーズが終わって2つ目のクルーズが始まるため、ロンボク島には今日と明後日の2回寄港します。

船の寄港地ツアーには良いのがなく、今日は入港が10時と遅いため現地ツアーには間に合いません。

そこで、7時入港予定の2回目の寄港時に現地ツアーを予約しておいて、今日はそれ以外の分散している6ヶ所の見どころをタクシーを借り切ってまわることにしました。

あらかじめ紙に書いておいた行きたい場所のリストを、クルーズターミナルを出たところにたくさんいた客引きの1人に見せて交渉していたら、なんとすぐ隣で同じ業者相手にR&M夫妻も交渉していて、言い値は$90でしたが、どちらも$80で手を打ちました。

普通は3ヶ所くらいなところを6ヶ所まわるのは珍しいようでしたがOKしてくれて、最初に$30払い、終了時に$50払うことになりました。

車の所に連れて行かれると、きれいでエアコン付きだし、ドライバーは英語が通じるようで良かったです。

ナルマダ離宮

1時間ほどで最初の目的地のナルマダ離宮に着き、入場料5万ルピーを米ドルで払うと2人で$8で、ここでドルの小額紙幣をほとんど使い切ってしまいました。

クルーズターミナルで両替は可能だったのに、タクシーを世話してくれた人がドルでも支払えると言うので両替しなかったのですが、あちこちで入場料をドルで支払うのに小額紙幣が必要なことに頭が回っておらず、わざわざ船室の金庫にドルの小額紙幣を残してきたのは失敗でした。

離宮の湖と庭園は美しかったです。

追加料金で泳げるプールもあり、景色は涼しげですが、階段を降りたり登ったりして暑かったです。

湖の対岸の1番高い所にある寺院の中に入って行くと・・・

湖の周辺にはほとんど人がいなかったのに、ここでは多くの人がお祈りをしている最中でした。

邪魔しないようにそっと退散しました。

スラナディの猿とヒンズー寺院

次の目的地のスラナディに向かう途中、ATMがあったので現地通貨を引き出そうとしたのですが、6桁の暗証番号の入力が必要で、私のカードは4桁なので諦めました。(後で調べると、最後に00を付ければ良かったようです。)

スラナディの街に入ると、道端にたくさんの野生の猿がいました。左上の猿は小さな子猿を抱えています。

ここで日本語を話すドイツ人女性のTさんにばったり会いました。やはり今日はタクシーを借り切って観光しているようです。

スラナディの見どころのヒンズー寺院は、入場無料ですが、入り口で男女とも腰に布(サロン)を巻いてくれて、院内も案内してくれました。

地元の人がお祈りしたり、お供えしたり、湧き水を汲んでいる様子を眺めるのも、独特の格好をした建造物を見るのもおもしろかったです。

なぜか、とても控えめに境内の端っこの方でお祈りしている人が多かったです。

最後に予想通り寄付金をお願いされましたが、現地通貨を持っていなくてごめんなさいでした。

リンサル寺院

次のリンサル寺院は、この辺りで1番有名な見どころなので、両替屋が近くにないかと期待しましたが、何もない駐車場に車は停まり、そこから他の2組の船客と一緒にガイドが付いて案内してもらうことになりました。

ヒンズー教とイスラム教が共存しているのがこの寺院の特徴で、写真↓はイスラム区域ですが、左奥の門の先はヒンズー区域になっています。

聖なる泉では4つの口から水が流れ出していて、自然界を構成する地、水、火、風を象徴すると同時に、異なる宗教の共存と調和も意味しているそうです。

ガイドが汲んできてくれた聖なる水で顔や手を濡らしました。願い事をして2人一緒にコインを後ろ向きに投げて水に入ったらOKというのもやりましたが、3組ともちゃんと水に入りました。

入場料$10を払うのに、$50札からお釣りがなく、他の船客もそれを両替できるほど小額紙幣がなかったので、親切に立て替えてくれた方の船室に帰船後に返しに行きました。

マユラ水の宮殿

次のマユラ水の宮殿は、土日は休みとの情報がありましたが開いていて、$50札で$10の入場料を払って$20札2枚のお釣りをもらえました。

人工湖の真ん中に浮かぶ宮殿に・・・

入っていいのか手振りで近くの地元の人に尋ねるとOKとのことだったので、橋を渡って宮殿まで行ってみましたが・・・

特に見るものはありませんでした。ここではドル札が少し崩せたのが成果です。

スンギギ・ビーチ

現地通貨がないので、途中で見かけた屋台で美味しそうなものが売っていても買えず、もう腹ペコです。

次に予定していた博物館はスキップして、今日最後の目的地のスンギギ・ビーチに向かってもらいました。

もう14時過ぎで、ビーチの屋台はどこも閉まっていて困ったなあと思っていたら、ようやく1軒ランチOKの所を見つけ、名物の串焼きとシーフードパッタイ(焼飯)を頼みました。かなり時間がかかりましたが、出てきた料理は美味しかったです。

ここでも$5程度の食事代をドル払いだと$8と言われ、$20札を出すとお釣りの持ち合わせがなかったようで、バイクでどこかに取りに行って戻ってくるまで待たされました。

お釣りは現地通貨で15万ルピー($1=1.6万ルピーなので$9.4)と言われたけど、それではあまりに少ないと言うと16.6万にしてくれて、それで手を打ちました。結局$10弱の食事代になりましたが、現地通貨の持ち合わせができたのは良かったです。

もうあまり泳ぐ時間がなくなりましたが、水はあまりきれいではなく、砂の色も黒っぽくて、ビーチは期待はずれだったので、15分ほど水の中にいただけで切り上げました。

今日の過ごし方の選択肢の一つとして、このスンギギ・ビーチで1日過ごすという案もあったのですが、そうしなくて良かったです。

港まで1時間ちょっとかかって17時過ぎに船に戻りました。行きたい所全てに行けて充実した1日となりました。

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