地中海クルーズ6日目:マヨルカ島パルマ寄港〜城へ登って街を歩いて12km

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今日でちょうど半分となる地中海クルーズは、初めて島に寄港します。

6時に起きると、パルマ・デ・マヨルカ(マヨルカ島のパルマ)に入港するところでした。地中海に浮かぶスペイン最大の島です。

ベルベル城に歩いて登る

最初に、丘の上に見えているベルベル城を目指しました。

港から街の中心まで4.5kmという事前情報でしたが、実際はカテドラルまで2kmほどの便利な所に船が着いたので、往復$20もするシャトルバスはキャンセルして、最寄りのバス停まで歩いて路線バスで城のふもとまで行きました。

そこから坂道や階段を登って城のある公園の入り口まで来たところ、さらに延々と階段が続いていて心が折れそうになりましたが・・・

遠回りのスロープもあったので、そちらからのんびり登って行きました。

ベルベル城内をくまなく歩く

城の入場料は、今日は休日だから無料とのことでラッキーです。思ったより立派な城で、観光客も多くてにぎわっていました。

見る所も多くて、博物館的な展示室も含め、3階分の城内をくまなく歩いて・・・

城の一番高い所から街と港の景色を楽しみました。

下りは階段を使って時間を節約しましたが・・・

お腹を空かせて旧市街を歩き回る

旧市街に行くバスに乗っていると、Google Mapが示す路線から外れだしたので、途中で降りた所から歩いて旧市街に向かいました。

街のマラソン大会みたいなので大賑わいしている通りを歩きながら、ランチに良いお店を探します。

きれいな並木道の歩道の真ん中にあるような感じの良いお店は、お値段もそれなりなのでパス。

カテドラルは、今日は日曜でミサをやっていて、観光客は入れないようです。

何かガランとした空間に人が集まっている建物を見かけたので入ってみると・・・

巨大で緻密な人の頭のワイヤーアートがいくつか展示してありました。おもしろいです。

そこからまた来た道を少し引き返してお店を探すと、マクドナルドはありましたが、妻がそれは絶対に嫌だというので、食べないまま観光して船に戻ってからランチにすることにしました。

宮殿を歩き、船までまた歩く

最後にカテドラルの隣にあるアルムダイナ宮殿を入場料を払って見学しました。

宮殿内を一通り歩いて見てまわりましたが、早く船に帰って食べたい気持ちが強くて、印象薄しです。

中に入れないカテドラルは、その立派な外観を横からも眺めました。

そこから暑い中をまた1kmほど歩いたバス停から港の入り口までバスに乗り、港内でとどめの1kmを歩いて船に戻りました。

ここのバスには「1日乗車券」がなかったせいもあって、全部で12km以上も食べずに歩いて、今回のクルーズで一番タフな寄港地となりました。

特典で無料のカクテルとアジア料理

たくさん歩いたご褒美という訳ではないですが、特典により無料のカクテル・パーティが18時からあったのに行き、美味しいドリンクをいただきました。

夕食も「フードリパブリック」という有料レストランを無料で利用して、ちょっとホッとするようなアジア料理を久しぶりに食べられて、とても美味しかったです。

マヨルカ島の見残し

今回、マヨルカ島で行きたかったけど行けなかった所が2つあります。

1つは、ショパンが「雨だれ」を作曲した場所で、ショパンが弾いたピアノや手書きの楽譜もあるカルトゥハ修道院ですが、寄港した日曜日は運悪く休館日でした。

もう1つは、パルマと島の北東部にあるソーリェルを結ぶレトロな鉄道です。乗ってみたくて時刻表を調べたのですが、始発列車でパルマを発っても戻ってくるのが15時になるので、パルマの市街観光をする時間がほとんど無くなってしまうため諦めました。

クルーズ中の寄港地での観光は、時間制約がある中で、いかにどこを見て回るかを考えるのは、パズルを解くみたいな面白さがあります。

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