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日本と縁あるトレイルからレーニア山を初見
3連泊するアシュフォードの宿は、レーニア山国立公園の入り口(地図A)まで車で10分の便利な所にあります。
しかし、近くにそびえ立っているはずのレーニア山(標高4392m)の姿を昨晩も今朝もまだ見ていません。
一日中曇りの天気予報だし、朝起きた時は霧だったので、本当に山が見えるか心配でしたが、公園内に入って川を渡った所(地図B)でようやくレーニア山が見えました。
この写真(↑)を撮るために駐車場から少しトレイルを歩いたのですが、なんと、早稲田大学の学生が、ここの木道を作ったのだそうです。
ニスカリー氷河とレーニア山を展望
さらに公園内へ車を進め、一方通行になっている景色の良い道路(地図C)からは、ニスカリー川の上流部分を氷河まで見渡せました。
そして、ニスカリー氷河を遡った先に、レーニア山の美しい勇姿を望むことができました。
美しいナラダ滝
ナラダ滝(地図D)では、駐車場から急坂のトレイルを降りて、滝をしっかり正面から見ました。
とても美しい滝で、これは歩いて見ないともったいないです。
パラダイスで紅葉と雪景色のハイキング
レーニア山観光の中心となる標高1950mのパラダイス(地図E)からあちこちに延びるトレイルの一つを歩いて行くと、紅葉が見頃になっていました。
谷の対岸の斜面の紅葉も素敵です。
さらに登って行くと、雪景色になってきました。
写真(↑)の橋のすぐ下流には滝もあり、この辺りの変化に富んだ景色は素晴らしくて、この日一番のハイライトでした。
帰り道では、正面の寒々とした岩山と手前の暖かみのある紅葉のコントラストを楽しめました。
ビジターセンターまで戻ってくると、かろうじて雲の向こうにレーニア山の輪郭が見えました。
短いながらもとても思い出に残るハイキングとなりました。
ニスカリー・ビスタ・トレイル
パラダイスでは、もう一つトレイルを歩くことにしました。ニスカリー氷河を望む展望台へのトレイルで、入ってすぐベンチがあったので、そこでまずピクニックランチにしました。
このトレイルでは、ちょっと変わった植生などが楽しめましたが、残念ながら雲におおわれて氷河は見られませんでした。
リフレクション・レイク
次に、リフレクション・レイク(地図F)を訪れました。美しい湖でしたが、本当は湖面の向こうに見えるはずのレーニア山は、雲に隠されてしまっていました。
それでも、湖を半周するトレイルを歩くのは楽しかったです。
迫力のクリスティン滝
最後に、行きにうっかり通り過ぎてしまったクリスティン滝(地図G)を見ました。
写真(↓)では伝わりにくいですが、橋から身を少し乗り出して真下をのぞくと、最下段の滝とその滝壺が見えて、とても迫力があります。
道路の反対側に少し歩いて行って振り返って見ると、その最下段の滝だけが橋の下に見えました。
予報以上に良い天気になり、100%ではないものの、要所ではレーニア山の勇姿を眺められて、満足な1日になりました。