東松浦半島めぐり:棚田、鷹島、玄海原発、波戸岬

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京都で3泊した後、9時間弱のドライブで福岡の実家に着き、翌日、母・妹も一緒に1泊旅行にでかけました。

大浦の棚田+いろは島

実家から下道を2時間ほど運転して最初の目的地、大浦の棚田に着きました。海に向かって広がる棚田とその先のいろは島(48もある無人島群)を一緒に眺められる良い景色で、「日本の棚田百選」の一つとのことです。

佐賀県北西部の東松浦半島にある棚田ですが、今日は、この半島の西海岸の見どころを巡りながら、北端まで行く予定です。

鷹島の海上屋台でランチ

次に、鷹島肥前大橋で長崎県の鷹島に渡りました。2009年4月に開通した橋なので、2008年末にフグ料理を食べにこの島に泊まりがけで来た時は、フェリーでした。

今回はフグ料理ではなく、海上屋台での海鮮ランチが目的です。

4種類の刺身が乗った海鮮丼の半分はゴマだれで、残りはお茶漬けにして食べる「魚島来(おとこ)めし」を美味しくいただきました。

この辺り(松浦)は「アジフライの聖地」でもあるらしいので、アジフライも食べてみましたが、これは小田原漁港辺りで食べるものの方が美味しかったです。

海に浮かぶテラス席で食事をしている間、対岸では、これから出港する漁船にブロック状のものを次々と積み込んでいました。氷なのか何なのか気になっていたので、帰りがけに車でそばを通る時に見てみると、なんと大量の凍った魚でした。

後で聞くと、マグロの餌にするものだそうです。何と贅沢なと思うくらい、凍った魚も立派に見えました。

浜野浦の棚田のライブカメラに映り込み

また橋を渡って佐賀県側に戻り、これも「日本の棚田百選」の一つである浜野浦の棚田を見に行きました。

海まで細長く棚田が連なっていて、素晴らしい景色です。田植えが終わって緑色が鮮やかな今頃が棚田を見るのに一番良い時期かもしれません。

ライブカメラがあったので、そこで4人で並んで写っている様子をウェブページで見ようとすると、1時間毎の静止画が出るようになっていて、ちょうど妻が背中を向けて立っていたのが写っていました。

玄海エネルギーパークで涼む

最後に、炎天下の名護屋城跡に行くのは止めて、エアコンが効いていそうな玄海エネルギーパークを訪れました。玄海原発の横に造られた4階建ての展示を一通り見て、途中で家族対抗クイズ合戦もしました。

温室棟にも入り、中の植物を一通り見るのはおもしろかったです。

波戸岬を散策

16時頃に国民宿舎波戸岬にチェックインした後、東松浦半島の北端にある波戸岬(はどみさき)に歩いて向かいました。

久しぶりに見る黄色っぽいビーチの砂の色が懐かしかったです。

波戸岬には水中展望塔がありましたが、これまで日本のあちこちで同様の施設に入るたびに海中の景色が期待はずれだった印象が強いのでパスしました。

広々とした草原と岩場が広がる岬周辺には、「恋人の聖地」なる白いハートのオブジェ、神社、灯台などもあって、楽しいウォーキングになりました。

ハートの向こうに見える2つの島の右側、加唐島(かからしま)には、とても海鮮料理が美味しい民宿があるそうなので、いつかぜひ行ってみたいです。

イカ活造膳

宿の夕食は、この辺りの名物であるイカの活造りが付いた御膳をいただきました。新鮮で透明なイカは最高でした。

食事中、夕焼け空が広がり、遠くにイカ釣船の漁火も見えてきれいでした。

この時期、九州で佐賀県だけがまだ予算を使い切っていなくて全国旅行支援を利用できたので、お得に美味しい料理を楽しめました。

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