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大型クルーズ船が行き交うマイアミに入港
妻がクルーズ船がいると言うので5時前に起きてバルコニーに出てみると、目の前をカーニバル・クルーズのカーニバル・スピリット（Carnival Spirit、8.6万トン）が通り過ぎて行きました。
前方にはロイヤル・カリビアンのシンフォニー・オブ・ザ・シーズ（Symphony of the Seas、23万トン）が停泊していて、我がブリス号（17万トン）はその後ろに接岸するようです。その横を今度はヴァージン・ヴォヤージュのヴァリアント・レディ（Valiant Lady、11万トン）が通り過ぎました。
さらにカーニバル・サンライズ（Carnival Sunrise、10万トン）もやってきて、マイアミ港はまるで大型クルーズ船の展覧会のようです。
下船の大行列
明るくなって最後の朝食をいつものメニューで済ませ、8時半の退出時限ぎりぎりまで名残惜しい船室で過ごした後、16階のカフェテリアへ行くと、窓ガラスの塩を洗い流す作業をしていました。
9時半に下船の予定でしたが、前のグループがどんどん遅れて、45分遅れでコールされたものの、3千名以上の下船者の長い列が船内でもボーディングブリッジでもターミナルビル内でもゆっくりしか進みません。
ようやく荷物を受け取り、入国審査を終えて、外に出られたのは、正午近くになってでした。
レンタカーでまた行列
Uberを呼んでマイアミ国際空港まで行き、空港内のファーストフード店でランチをテイクアウトするまではスムーズでしたが、Budgetレンタカーを借り出すのにまた行列で、並んでいる間に立ったままランチを済ませました。
普通はカウンターで手続きが済めば、車が駐めてある所に行って荷物を積んで出発できるのに、なんと駐車場でもまた行列ができていて、車が1台ずつどこかからやって来るのを待って配車されています。フーッ。
13時半になってトヨタのプリウスが配車され、ようやくオーランドに向けて出発しました。3時間半のドライブです。
アメリカでレンタカーを運転するのは9年ぶりでしたが、今回驚いたのは、フロリダ州に多い有料道路を通るのに、道路上に設置されたカメラでナンバープレートを読み取って、自動的に通行料金がクレジットカードに請求される仕組みになっていたことです。都度の現金払いより高くはなりますが、利便性は最高です。
高速道路でパンク
有料高速道路のフロリダ・ターンパイクを2時間ほど運転したところで、どうも頭上をヘリコプターが飛んでいるような音がしだして、何度か窓の外を見たけど見当たりません。妻は車から音がしていると言うので、念のため路肩に停車しました。
インパネにはオレンジ色のタイヤの警告灯が点いているので、パンクしたのかもと思って、車の切れ目で気をつけて外に出ると、左後輪がみごとにパンクしていました。この状態で高速でかなり走ってしまったので、タイヤ以上のダメージがあるかもしれません。
レンタカーの契約書に書いてある24時間緊急の電話番号に自分のスマホ（楽天モバイル）から電話しましたがつながりません。いろいろな方法を試してみたけどダメです。
これは困ったなと思ったけど、妻のスマホ（ahamo）からかけるとつながりました。ホッ。今後も夫婦で違う携帯キャリアにしておこうと思いました。
長いやりとりの後、レスキューの車と代替車を手配してくれることになりましたが、その間にこの道路の管理会社のレスキューの車がやって来てすぐ後ろに停まりました。
無料でタイヤ交換してくれるそうなので、レンタカー会社手配のレスキューはキャンセルして、こちらのお世話になりました。
タイヤ交換くらいなら自分でもできなくはないですが、ここは高速道路で危険過ぎるので、ちゃんとプロが最初にコーンを並べて安全を確保した上で緊急用のスペアタイヤに交換してくれました。ヒーローです。
緊急タイヤでまだ100マイル以上も先のオーランドまでは行けないので、近くのウェスト・パームビーチ空港で車を交換することになりましたが、これはスムーズに済んで、またプリウスになりました。もう18時です。
オーランドのリゾートコンドミニアムに到着
だんだんと暗くなる中でドライブを続け、サービスエリアで夕食を済ませようと思ったら、既にラストオーダー時刻を過ぎていたので、売店でサンドイッチを買って宿で食べることにしました。
ようやく予定より4時間遅れの20時半頃、Airbnbで予約しておいたオーランドのリゾートコンドミニアムに着きました。
1階は使い勝手が良さそうなLDKで・・・
ここで自炊しながら1週間滞在するのに十分過ぎるキッチンもあります。
しかし、今日は長い長い1日だったので、夕食は買って来たサンドイッチで簡単に済ませました。
2階には3つもベッドルームがありましたが、バス・トイレ・洗面所と直結している一番広い寝室を使うことにしました。
1階の1部屋を除いて家全体を占有できるのですが、その1部屋にオーナーが同居している（と言ってもほとんど部屋にはいない）ので、少し割安の1泊$122でした。
