皇冠北海岸線
クルーズ中に、以前のクルーズで基隆に寄港したことがある日本人客から野柳地質公園が良かったと聞き、基隆から近いので昨日の入港後にまずそこを見てから台北へ移動することも考えました。
しかし、台北無限周遊パスを使えば台湾最北部の皇冠北海岸線(下図赤線)を通るバスが無料になり、その景色も楽しみなので、時間はかかりますが、今日、台北から日帰りで訪れることにしました。昨日と打って変わって今日は快晴で、天気の点でも今日にして良かったです。

台北駅からまずMRT(上図青線)で終点の淡水駅まで行き、40分ほど待って10時半発の野柳地質公園行きのバス(上図赤線)に乗りました。
海岸線の景色は、特にすごいというものではありませんでしたが、途中で水車を見かけたり・・・

カラフルな煙突のような物が林立していたり、それなりに楽しめました。

バスに2時間近く乗って野柳地質公園の入り口に着いたのは12時半、帰りのバスは15時発のに乗るのが良さそうです。

牡蠣のオムレツなど
バス停の目の前に美味しそうな海の幸が食べられるお店があったので、迷わずそこに入りました。

食べたいと思っていた名物の牡蠣のオムレツ、貝料理、野菜炒め、小エビの炒飯を注文して、とても満足なランチになりました。

野柳地質公園
野柳地質公園の入場料も台北無限周遊パスで無料です。公園にはいろいろな形の奇岩があり、半島の先の方まで遊歩道もあるようです。

園内に入って最初に現れた奇岩は、木々と観賞用の遊歩道に囲まれていました。そのような奇岩が2つ3つありましたが・・・

先に進んで左手の展望台へ登ると、海岸にたくさんの奇岩が林立していて圧巻の景色です。

下に降りて奇岩の間を歩き回るのはおもしろかったです。

この公園で一番有名なのは「女王頭」と名付けられた岩です。言われてみればそのように見えないこともないです。

ただ、この岩をベストアングルで岩の横に立って一緒に写真に撮るには、行列に並ぶ必要があり、反対側や横から岩に近づく人は警備員が笛を鳴らして止めていました。(上の写真は行列に並ばずにギリギリ撮れたほぼベストアングルの写真で、一緒に写っていた知らない人を編集で消したものなので、右下に変なノイズが残っています。)

遊歩道の終点まで歩いて行ってみましたが、途中で細い岩の割れ目に波が打ち寄せている所がありました。

公園内を一通り見終わると、15時発の帰りのバスにちょうど良い時間になっていました。
見残しの淡水
帰りのバスは、行きと違うルートで山の上の方にある大きな寺院に寄ったりしたので、淡水駅に着いたのは17時を過ぎていました。
もっと時間があれば、「台湾のベネツィア」と言われる淡水の観光もしたかったのですが、駅前のクリスマスイルミネーションを見るだけにしておきました。

いずれまた台北に来ることがあれば、淡水にも足を運びたいと思います。
士林夜市
台北駅に戻るMRTを途中下車して、台湾最大の夜市である士林夜市に寄りました。
両側に屋台が並ぶ狭い道は、歩くのも大変なくらいの賑わいです。

昨日食べ損ねたタケノコ入りの肉まんを買って、その屋台の裏の小さな椅子に座って食べていると、その様子が呼び水になったのか、次々と肉まんを買うお客さんがやって来ておかしかったです。

その後、別の屋台でシューマイも買って食べました。
地下にあるフードコートをのぞくと、意外に空いたテーブルもあり、美味しそうな料理の写真を掲げたお店がたくさんあるので、ここで夕食にしました。

と言っても、お昼にご馳走を食べて、今も肉まんなどを食べたばかりなので、イカのスープ、野菜炒め、ご飯を夫婦でシェアして軽めにしておきました。

香港で飲んだタピオカドリンクが美味しかったので、MRT駅に向かいながら同じような店を探していると、最後の屋台がそれでした。

タピオカの代わりに仙草ゼリーが入っていましたが、細いストローでも簡単に吸い出せるので、こちらの方が飲みやすかったです。

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