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旬の山菜を目当てに春の安曇野へ出かけました。
1日目:チェックイン
長い旅行で2ヶ月ほどカーリングができなかったので、かなり遠回りになりますが、軽井沢アイスパークに寄って、2時間ほど個人練習をしました。

16時頃、AMBIENT安曇野ホテルに着くと、ロビーの様子が全く変わっていてビックリです。

リニューアル工事のため1〜3月は休館していたのですが、ビュフェレストランが大きくなり、小さくなったフロントは奥の方に移動し、チェックイン/アウトが自動化されていました。いつでもコーヒーが無料で飲めた会員専用ラウンジが無くなったのは残念です。
チェックイン手続きはホテルでしますが、泊まるのはお気に入りのコテージです。

夕食前に別荘地内を一回り歩くとヤマフジがきれいに咲いていました。

今朝は軽井沢へ行くのに碓氷峠まで旧道を登ったのですが、そこでもあちこちでヤマフジが咲き乱れていました。山林に人手が入らなくなるとヤマフジが増えるのだそうです。
夕食は、コテージのBBQテラスで焼いた肉やキノコをいただき、最後は焼きおにぎりで締めくくりました。

2日目:山菜天ぷら蕎麦
ここ数年は安曇野にほぼ季節ごとに来ているので、周辺の主だった観光地には行き尽くした感がありますが、安曇野自体がとても魅力的なので、最近は滞在中に毎日「安曇野さんぽ」を楽しんでいます。
今日のコースは、No.29 明科・荻原 ・塩川原地区「五ヶ用水に支えられた集落を訪ねて」にしました。
安曇野にはあちこちに水路が張り巡らされていますが、ここにも水路同士の立体交差がありました。下側が今日歩く五ヶ用水です。

この辺りの5つの村の生命線とも言える五ヶ用水の途中に立派な水路橋がありました。

上から見ても立派です。五ヶ用水は総延長12kmもあるそうで、今日歩いたのはそのほんの一部です。

途中の村には、蔵を持つ屋敷がたくさん建っていたのが印象的でした。

散歩は午前中に終え、お昼はコテージでお楽しみの山菜ランチです。

旬の山菜を目的にするにはちょっと中途半端な季節ですが、道の駅で買ったフキノトウ、JAで買ったタラの芽、道端で摘んだアカシアの花で、美味しい山菜天ぷら蕎麦が出来ました。
3日目:燻製作り
今日の安曇野さんぽコースは、No.9 三郷・二木下長尾地区「屋敷林と小路を訪ねて」です。
スタート地点の旧温明小学校跡には、国内最古のヒマラヤスギの大木が立っていました。ヒマラヤスギは、実は杉ではなく松の一種(マツ科)なのだそうです。

今日のテーマの一つ目、屋敷林が見えてきました。その中には代々の庄屋の家が建っています。

もう一つのテーマの小路もあちこちで歩きました。

最後に三柱神社を見ました。小さな神社ですが、宮崎あおい・櫻井翔が主演の映画『神様のカルテ』のロケ地の一つだそうです。映画は見たことがありますが、この神社が出てきたシーンは覚えていません。

昨日美味しかったので、今日のランチもまた山菜天ぷら蕎麦にしました。

午後は、BBQグリルに持ってきたスモーカーを乗せて、燻製作りに勤しみました。

ビールが美味しくなる物ばかりたくさんできました。
4日目:安曇野風景
コテージをチェックアウトした後、安曇野さんぽのNo.15 豊科重柳地区「湧水と本棟造の里を訪ねて」ルートを歩きました。
今日は1番空気が澄んでいて、山々が良く見えます。真っ赤なポピーにも目を惹かれました。

安曇野を歩いていると、道祖神や庚申塔などをよく見かけますが、まとまって立ち並んでいる所もあります。

あちこちの田んぼで田植えが始まっていました。今日は北アルプスの稜線もよく見えていて、常念岳が一際目立っています。

今日のテーマの本棟造の家も見かけましたが、どちらかと言うと、安曇野らしい風景を楽しんだルートでした。

最終日のランチは、諏訪のお気に入りのベーカリーカフェ「モーツァルト」で、パン食べ放題付きプレートランチをいただきました。
