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初島の朝
エクシブ初島で目覚めた朝、昨日の曇天とは打って変わって青空が広がり、海も青々としています。

そんな景色を眺めながら温泉露天風呂につかり、朝食ビュフェをいただき、1泊だけのエクシブライフを満喫しました。

送迎バスで港に送ってもらうと、昨日は気づきませんでしたが、海水がとっても透き通っていて・・・

海底まではっきり見えてちょっと感動ものでした。

熱海寄港
初島を出港し、熱海までの短い区間は、私が舵輪を握らせてもらい、セールを上げずに機走しました。

港の手前からは船長が舵を取り、ヤマネコ号をスパ・マリーナ熱海の1番奥のポンツーンに出船で着けました。

アーサー・ランサム・クラブ(ARC)のTさん、Cさんを含む数名が熱海から乗船し、総勢17名で江の島に向けて出航です。
総帆展帆
港を出るとさっそく次々とセールを上げていきました。

今日は風が穏やかだし人手も多いので、昨日は上げなかった横帆のフォアトプスルを含む8枚全部を上げて、フルセールでのセーリングです。

落ち着いたところで全員の自己紹介がありました。
去年もご一緒したシュタイナー学園(神奈川県)の先生が、高等部で毎年行っているヤマネコ号での航海実習の準備も兼ねて今回も乗船していました。私は大学では探検部に所属していましたが、京田辺シュタイナー学校(京都府)で先生をしている同期のことをよくご存知で、同期が今も現役で活躍している様子を聞けて嬉しかったです。
真鶴半島
ヤマネコ号は、真鶴半島の先端にある三ツ石のすぐ沖を通り過ぎるコースで江の島に向かっています。
南西側から接近する際には、岩が2つしか見えなかったのが・・・

通り過ぎた後に振り返って見ると、ちゃんと名前通りに3つの岩に見えたのはおもしろかったです。

烏帽子岩
今日の航程は長いので、エンジンを切らずに機帆走で江の島を目指しながら、カレーライスの船上ランチをいただきました。
江の島は意外なことに双眼鏡で眺めてもこの進路からだと見分けにくかったのですが、茅ヶ崎の沖を通る時に烏帽子岩を探すと、こちらは見つかりました。
この写真にも写っているのですが、小さすぎて分からないかと思います。

船の上でも肉眼では分かりませんでしたが、双眼鏡で見つけた後は、肉眼でも見えるようになりました。

海側から見る烏帽子岩は日が当たっているせいか、逆光で見ることが多い陸からよりも白っぽく見えました。
江の島も双眼鏡で見分けられるようになり、さらに1時間以上かけて江の島に接近しました。

江の島入港
熱海から約6時間の航海の後、江の島ヨットハーバーに入港しました。

接岸後に船の上を片付けていると、横浜水上警察署の警備艇「つるぎ」が入港してきました。どのようなお仕事で遠く江の島まで来たのかは不明です。

藤沢市消防局の水難救助隊の皆さんも何かの訓練なのか来られていました。

今日は珍しい訪問者で賑やかな江の島ヨットハーバーでした。
今日の航跡です。

下船後、ARCの仲間とENOSHIMA TREASURE CAFEでお茶しました。
謎解きをテーマにしたお店で、4枚のコースターに書かれた問題に挑戦したところ、4人の知恵を集めて全部解けて楽しめました。(1つだけ、そんなに簡単過ぎる答えじゃないだろうと思って店員にヒントをお願いしましたが、それが答えでした。)

珍しい「わらび餅抹茶ドリンク」も美味しかったです。