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イスラム芸術博物館
帰国前の最後の観光に、ホテルから歩いてイスラム芸術博物館を見学に行きました。

5階建てのアートな建物の中はとてもきれいで、1階から順番に上へと見て行きましたが、3階が1番おもしろかったです。

この陶器の赤に目を惹かれました。16〜17世紀のオスマン帝国のイズニク陶器というものらしいですが、一瞬、日本の柿右衛門様式が展示されているのかと思いました。

イズニクと柿右衛門の赤の顔料に技術的なつながりは無いようですが、どちらも陶磁器の世界で最も発色が難しく高価な技術と言われる赤を追求し実現した点で精神的なつながりを感じました。
スパイスの交易ルートの地図は、今回のクルーズの航路ともちょうど重なるので、興味深かったです。

最後にミュージアムショップを見ていると、なんとまたまたアフリカクルーズで一緒だったドイツ人3人組と会いました。きっと旅行の趣味がとても似ていて、行きたい所、見たい所がすごく一致しているのだと思います。
シティセンター・ドーハモール
博物館からスーク・ワキーフまで暑い中を歩いて行き、スーク内を縦横無尽に歩きながら、お目当てのスパイスを買い集めました。ここのお店はちゃんと価格表示がしてあり、ぼられる感じがないので安心して買えていいです。
先ほどドイツ人3人組がシティセンターが良かったと言っていたので、Uberでシティセンター・ドーハモールまで行ってみました。スーク周辺とは全然違う街並みで、これはこれでおもしろいです。

モールも広大で、子供の遊び場だけでもこのスケール!

フードコートで、飽きもせず昨日とよく似たアラブ料理と、お気に入りのカラク・ティーで、ランチにしました。

これから乗る帰国便は、初めて使う深圳航空の便で、中国の深圳で乗り継ぐのですが、ドーハ〜深圳の区間では「機内食なし」と予約時に書かれていたので、機内で食べられる夕食をスーパーで買っておきました。
帰国便で機内食との戦い
Uberでホテルに戻り、シャワー、パッキング、チェックアウトを済ませ、またUberでドーハ空港に向かいました。
去年、アフリカクルーズからの帰国便の乗り継ぎで10時間も過ごした空港ですが、その時のお気に入りの場所をまた見に行きました。

マイナーな航空会社なせいか、バスとタラップでの搭乗です。

定刻に離陸して、昨日クルーズ船が着いたクルーズターミナルと今日訪れたシティセンターの高層ビル群の夜景を眺めることができました。お腹が空いていたので、さっそく持ち込んだ夕食を食べてしまうと・・・

恐れていたことが起きました。
ちゃんと機内食が出てきたのです。サラダっぽいのとデザートの半分だけ食べてほとんど残してしまいました。

そして、深圳到着前には2食目もたっぷり出てきましたが、フルーツしか食べられませんでした。
満腹で深圳に到着です。

深圳空港での保安検査で妻の新しいモバイルバッテリーがちゃんと基準内の容量だし容量表示もしてあるのになぜか引っかかり、最終的に何かの書類にサインして返却されるまでかなり時間がかかりましたが、乗り継ぎ時間は3時間半もあるのでセーフです。

深圳〜成田便の機内食は、味がどうこう言うより、ようやく全部食べられたのが嬉しかったです。

深圳航空では、なぜか赤ワインだけアルコール飲料の中で無料でした。
成田空港の税関で、ビーグル犬が我が家の荷物の何かの匂いが気になったようで、隅のテーブルに連れて行かれていろいろ調べられましたが、特に問題なし。無事に21時半頃に帰宅しました。
旅のベスト10
今回のニュージーランドからカタールまで3つのクルーズをつなげた旅行中のベスト10を選んでみました。順番は順位ではなく訪れた順です。
- 『ロード・オブ・ザ・リング』ロケ地(ニュージーランド、オークランド)→詳細
- ホワイトヘブンビーチ(オーストラリア、エアリービーチ)→詳細
- コモドドラゴンとピンクビーチ(インドネシア、コモド島)→詳細
- 馬でヒンズー古寺院めぐり(インドネシア、ジャワ島スマラン)→詳細
- サムイ島のビーチ(タイ)→詳細
- バード・パラダイスとガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(シンガポール)→詳細
- ムンバイ市街観光(インド)→詳細
- 4×4車で砂丘ドライブ(アラブ首長国連邦、ドバイ)→詳細
- 世界一高い建物ブルジュ・ハリファ(アラブ首長国連邦、ドバイ)→詳細
- 大統領官邸(アラブ首長国連邦、アブダビ)→詳細
こうして見ると、訪れた寄港地の数に比べてオーストラリアとインドは少なく、中東が多いですが、また行きたいと思った場所ともそれは一致している感じです。