シンガポール1日目:入港、バードパラダイス、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

この記事は約8分でお読みいただけます。

最後の終日航海日

サムイ島に寄港した翌日、最後の終日航海日を迎えました。

ニュージーランドで乗船したノルウェージャン・サン号でオセアニア〜東南アジアをめぐった27泊のクルーズは、明朝のシンガポール入港で終わります。

インドネシア、ベトナム、タイの出入国スタンプのために船に預けていたパスポートが返却されました。

夜は、ウクライナ出身のヴァレンティーナさんのピアノ弾き語りの聞き納めです。ダイナミックな演奏で毎晩楽しませてもらいましたが、最後に向けてどんどん盛り上がっていって、演者も聴衆もとてもハッピーな終わり方ができて良かったです。

演奏後に船室に戻って荷物のパッキングを仕上げ、締切の21時半前に廊下に出しました。

今日ちょっとヒヤッとしたことですが、今度は妻がiPhoneを船内のどこかで失くしてしまい、午前のイベントを見たラウンジに戻って探すと、ソファの隙間に落としていたのを無事に発見しました。

シンガポール入港〜下船

翌朝、レストランで最後の朝食を食べている間に、船は土砂降りの中を接岸しました。雨はすぐに止んで青空が広がりだしたので、熱帯のスコールみたいなものだったようです。

船が着いたマリーナベイ・クルーズセンターは、後で観光する予定のガーデンズ・バイ・ザ・ベイがすぐ目の前に広がっていて、景色も良く便利な場所でした。

いつもはゆっくり下船することが多いですが、今回はロイヤルティがゴールド以上の優先下船特典を使って1番早い時間枠にしておいたところ、8時前に並ばずに下船して荷物もすぐに受け取れてスムーズでした。

ホテル周辺と交通事情

東南アジアではUberより普及しているGrabというライドシェアアプリを初めて使って港から予約しているホテルまで行きましたが、使い勝手はUberと変わらず便利でした。

ホテルの前は、古い格好いい建物の郵便局で・・・

荷物をホテルに預け、最寄りの地下鉄駅へ歩く途中には、これまた格好いいセント・アンドリューズ大聖堂がありました。

地下鉄とバスに乗り放題の1日乗車券(S$17, S$1=US$0.75)は、券売機では買えず、10分後の9時に開く窓口で買うのに海外発行カードは使えないようなので、駅構内のATMでS$50引き出したら手数料をS$8も取られました。

きれいな地下鉄車内には、匂いが強い「ドリアン禁止」のマークがありました。シンガポールの地下鉄の車内や駅構内(改札内)は、そもそも飲食禁止で、罰金はS$500(約5万円)だそうです。

バードパラダイス

地下鉄からシャトルバスに乗り継いでバードパラダイスに10時に着きました。

我が家が大好きなジェンツーペンギンを目的に来ましたが、アジア最大級のバードパークなので、他にも見どころはたっぷりありそうです。

10時半からショーがある会場をまずは目指して園内を反時計回りに見て行くことにしました。

中に入ると、アヴィアリーの巨大さに驚愕です。ここなら、上空を飛ぶ鳥を下から見上げるなんてこともアヴィアリーの中だけで可能です。

これまた巨大な会場で猛禽類のショーを見ました。同じようなショーは何度か見たことがありますが、それなりに楽しめました。

後は、8つのゾーンを反時計回りに見てまわりました。とても蒸し暑くてショーを見ている間も汗が止まりませんでしたが、各ゾーンの出入り口にはエアコンが効いた建物があるので、そこで一息つけるのがありがたいです。

写真は1番奥のゾーン「クリムゾン・ウェットランド」ですが、文字通り、滝まである水辺に赤い色が鮮やかなフラミンゴなどがいました。

最後に、強く冷房してある「ペンギン・コーブ」ゾーンで、ジェンツーペンギンキングペンギンをたっぷり見て過ごしました。

ペンギンを眺めながらペンギンの形のスナックなどでおやつにしました。

バードパラダイスは、もしシンガポール在住なら年間パスを買って何度でも来たいと思えるほど良かったです。

便利なホテル

チェックインするためにホテル(Hotel Lyf Funan Singapore)に戻りました。

ホテルはショッピングモール(Funan Mall)の上の階というとても便利な場所にあります。もう14時なのでモールのフードコートでまずはランチにしました。

部屋は2段ベッドで狭いですが、機能的で1泊だけなら十分でした。

すぐにホテルのランドリーで洗濯をスタートし、共用のキッチン・ダイニングでモールのスーパーで買ってきたパッションフルーツをさっそくいただきました。

物価高のシンガポールなので、コスパの良いホテルを選びましたが、ロケーションも良いし付帯設備も充実していて良い宿でした。

未来都市型の植物園

洗濯物を干した後、今朝船の近くに見えていたガーデンズ・バイ・ザ・ベイにバスで向かいました。

バスを降りた目の前が、シンガポールのランドマーク的なリゾートホテル「マリーナベイ・サンズ」で・・・

その中を通り抜けると、未来都市型の植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」が広がっています。

巨大なガーデンパークは、中を歩くだけなら無料です。

まずは中心にあるスーパーツリー・グローブに行き、空中の吊り橋「OCBCスカイウェイ」のチケットを少し並んで買いました。

スーパーツリーと呼ばれる人工樹の上部を結んで歩く遊歩道で、景色も良くて楽しめました。

異世界に来てそこの樹木を眺めているような気分になります。

夜のイルミネーションが始まるまでまだ1時間以上あるので、既にバードパラダイスでもたっぷり歩いている妻は芝生の上で休んでいる間、じっとしていられない私は、湖沿いの遊歩道を一周歩きに行きました。

途中、シュールで巨大なアートオブジェもありました。

光り輝くスーパーツリー

すっかり日が暮れて19:45から待ちに待ったガーデン・ラプソディというショーが始まりました。

音楽に合わせて、スーパーツリーのイルミネーションが次々と変化する見応えのあるショーでした。

終わってすぐ園内のフードコートで夕食にして、帰る時にはまた美しく光るスーパーツリーを楽しみました。

帰りにマリーナベイ・サンズを通り抜ける時には、下の階に豪華版の夕食ビュフェが並んでいるのが見えました。

とても美味しそうでした。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Translate »