この記事は約5分でお読みいただけます。
輪投げ大会優勝
エアリービーチに寄港した翌日は、珊瑚海を北上する終日航海日でした。
この日は、輪投げ大会に参加したところ、唯一人200点超えで優勝して、賞品に船のトランプをもらいました。

クックタウン上陸
翌朝6時に起きると、きれいな朝焼け空の下で、船はもう錨を下ろしていました。

かなりの沖止めで、船のテンダーに35分も乗ってクックタウンに上陸しました。

まだツアーバスの出発まで時間があったので、海岸沿いにしばらく散策していると・・・

黄色い警告板に、この辺りにはワニが生息しているので水際から離れるようにと書いてありました。
ブラックマウンテン
午前中は近辺の見どころ2ヶ所を訪れる寄港地ツアーに参加しました。
1つ目は、巨大な黒い花崗岩の岩塊が積み重なった独特の地形のブラックマウンテンです。

中に入って行くのは危険なので、道路端からガイドの説明を聞きながら眺めただけです。

せめて野生の動物でも出てこないかと目を凝らしましたが見つけられませんでした。
ライオンズ・デン
2つ目は、ライオンズ・デンというユニークなホテル兼パブです。

ここを訪れた人が書いた壁いっぱいの落書き、ウォールアート、種々雑多な装飾品など、建物のどこを見ても何かおもしろいものがあります。

ツアーにビール1杯が含まれているので、地元の黒ビールを頼んだら・・・

クーパーズ・エクストラ・スタウトというビールが出て来ました。

ギネスの方が美味しいと思いましたが、オーストラリア産のビールを飲めたのは良かったです。
すぐそばの木に目を惹く花が咲いていました。

キャノンボール・ツリーと言って、種は砲弾の形をしていて、花はインドで薬として使われるそうです。
クックタウン植物園
正直あまりパッとしないツアーが2時間ほどで終わった後、クックタウンの街中でバスを降りて、歩いて展望台を目指しました。
道端のきれいな花には慰められますが、しばらく上り坂で、ほとんど日陰もなく、蒸し暑くて汗ダラダラです。

しばらく歩いて景色が開けると、この先かなりの山越の道になりそうで、思ったよりハード過ぎるので、すぐ先のクックタウン植物園だけ見て・・・

街に引き返しました。
クックタウン街歩き
クックタウン博物館は本日休館でしたが、元修道院だった建物はいい感じでした。

クックタウン郵便局も遺産建築の一つで、138年前に建てられて以来ずっと、現役の郵便局を続けているのはスゴイです。

クックタウンの名前の由来となった英国の探検家キャプテン・ジェームズ・クックの銅像です。

クックは、1770年にグレート・バリア・リーフで座礁したエンデバー号をこの地に7週間ほど滞在しながら修理しました。
テンダー運行後の出航準備
暑い中を30分以上並んでテンダーに乗り、また30分以上かけて船に戻る途中、いきなり雨になりクルーは出入口のカバーを閉めたりして大変でしたが、船に着く前に雨は止み、エアコンが効いて涼しい船に戻れてホッとしました。
14時半に終わってしまうランチビュフェにも間に合いました。
16時を過ぎて最後のテンダーが戻って来て、クルーが色々な備品を船に運び入れ・・・

テンダー発着用のプラットホームが船内に取り込まれ・・・

最後にテンダーがワイヤーに吊り上げられるまで、ずっとバルコニーから眺めていました。

船は30分遅れで錨を上げて出航しました。
夕食後にピアノ生演奏を聴きにいくと、R&M夫妻もいたので、今日の寄港地でお互いに行かなかったところの写真を見せ合いっこして、明後日のランチをご一緒することにしました。