南極観測船「しらせ」のダブル一般公開+ザリガニ

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南極観測船「しらせ」の一般公開(千葉県船橋市)に行ってきました。今回は、現役と先代の新旧「しらせ」を一度に見学できるチャンスです。まずは、右側の現役の方に乗船しました。

嬉しかったのは、南極の氷にタッチできたことです。福岡の実家にこの写真を送ったら、あちらは猛暑なので、「今、一番触りたいのがそれ」との返事が来ました。

南極大陸の一部にもタッチできました。

砕氷船ならではの仕組みで面白かったのは、融雪散水装置です。旧しらせには無く、現役のしらせに世界初で搭載されたそうで、雪によるクッション効果で氷が割れにくくならないように、進路上の割りたい氷の上の雪をあらかじめこれで溶かすものです。実際に使ってみると効果があったとのこと。

でも、去年は、これまでで一番氷が少なくて、通常は、資材を船から昭和基地に運ぶのに、搭載ヘリによる空輸に加えて、しっかりした氷に接舷して氷上でも運ぶのに、それが出来なくてむしろ大変だったそうです。下のパネルにも、海氷の流出について、詳しい説明がありました。

これは旧しらせの方ですが、周囲の氷を動かすために船を左右に揺らす装置もおもしろかったです。

居住スペースはほんの一部だけ公開されていましたが、なかなか居心地の良さそうな船室でした。こういう所に寝泊りしながら南極に行きたいものです。

一般公開の会場へは、南船橋駅からのシャトルバスを利用したので、帰りに駅前のIKEAのレストランでお昼にしました。今日までザリガニフェアをやっていたので、珍しいザリガニ料理を食べてみました。身は少ないけど、カニみたいで美味しかったです。

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