『図書館の魔女』と『海に向かう足あと』

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このブログは旅の話がメインですが、素晴らしい本に続けざまに出会えたので、その紹介をしてみたくなりました。
1つ目は、市の図書館で題名に魅かれて手に取った『図書館の魔女』という上下に分かれた分厚いファンタジーで、お名前を聞いたことはなかった高田大介という方の最初の作品です。
自分の読書記録には、個人的にどれほど気に入ったかで星を0(読まなければよかった)から5(何度も読みたい)の間でつけているのですが、一昨年以来の久々の5つ星でした。まだ上巻を読んでいる途中で、読書傾向が私と似ている娘に早々に勧めましたが、下巻の最後まで読んでも裏切られることはありませんでした。
物語の雰囲気としては、『雨鱒の川』(私のお気に入り)と『彩雲国物語』あるいは『十二国記』(我が家全員のお気に入り)とテメレア戦記の作者ナオミ・ノヴィク著の『Uprooted』(私も娘もお気に入り)をミックスしたような感じです。

もう1つは、朽木祥さんの『海に向かう足あと』です。朽木さんの別の作品『風の靴』は、その舞台をカヤックで巡るイベントを以前にやって、そのレポート(前編後編)はこのブログでも紹介しましたが、『海に向かう足あと』にも同じ場所と、やはりヨットとヨットを愛する人々が登場します。読後感が凄い作品で、いろいろと考えさせられました。これ以上はネタバレになることは書かずに、まさに今、読んでみることを、ただただオススメいたします。

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