桧原湖キャンプ2日目

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早起きして、コーヒーを飲んで、ベックフット号を組み立てました。キャンプでの早朝は大好きな時間の1つです。

今回ははっきりした探検計画を決めていなかったのですが、天文台さんが、多島海よりさらに北に向って、桧原湖と小野川湖を結ぶ川をカヌーやボートで行ける所まで探検をしようという素晴らしいアイデアを提案してくださいました。朝食はパンの予定で早起き組は既にトーストを食べていましたが、遠征隊の行動食用にサンドイッチを作ることになり、急遽そうめんとサラダに変更です。サンドイッチも途中でレタス、マヨネーズ、マスタードを買っておいたことを思い出して作り直したりして、何しろ大勢なので午前中は結構てんやわんや。

その間、天文台さんとアスリートさんが、陸地から目的地の川に向いました。8時20分に偵察隊からのハト便第1号が届きました。「コガンニキョダイナダムヲキヅキタンケンカノシンニュウヲユルサズ」 英国海軍か海賊になりきって飛ばした返事のハト便は、時節柄ここに掲載するのはやめておきます(^^;。

ヨットもようやく艤装しました。これはとっても楽しいお仕事です。船底のセンターボードの穴の周りのゴム板が無くなっていたのをマリア大おばさんが調達してディクソンおじさんが取り付けてくださっていました。6人がかりで慎重にマストを立てて、あちこちチェックしながらセールも取り付けます。フォアステイとメインハリヤードはそろそろ取替え時かもしれません。

マクギンティさんとディンギー初体験のsugachanと一緒に試運転にちょっとばかり帆走しました。風はほとんど無かったけど、今までセンターボードケースから浸水していた問題もなくなり、軽く快適に走るようになった感じです。

P7201793探検隊19名は、カヌー3艇とボート4艇に分乗して、10時半から11時頃に出発。まずはヤマネコ島に上陸し足跡を残しました。まだお昼には少し早いし「多島海の中で皆が上陸してお茶を沸かせる新たな場所を開拓しよう」との声が上がり、再出発。多島海の入り口付近で、島ではなくて半島だけど、開けた場所と良い港のある場所を発見して、ここでお昼にしました。何年か前の探検隊で当時小学生だったMちゃんが「ゴンザーレス1世島」と名付けた場所かもしれません。

食後は多島海の北半分に向かい、まだ名前をつけていない数々の無人島に、初上陸をした人が命名しました。ジャングル島、ひょうたん島・・・、双子のような2つの島には、ネル島、ベス島・・・、夢島と名付けた隣の島には希望島・・・、木の形がそれっぽい竜島・・・。でもまだいくつも名前が付いていない島は残っています。それに、水位が変わると島が増えたり減ったりするので、本当に変化に富んだ所です。

P7201804細い水路を通り抜けられるかどうか探検する艇、1つでも多くの島に初上陸を目指す艇、そろそろキャンプ場に戻る艇、逆に多島海を通り抜けてさらに北を目指す艇、探検隊は自然と分かれてそれぞれの楽しみを追求します。

ベックフット号は、sugachans号と一緒にいかり潟の最奥部を目指しました。ここに来ると、緑が濃くて本当に静かで、何か心が洗われるような気がします。桧原湖に来るたびに、この場所には来て、しばし頭の中を空っぽにする時間を持ちたいものだと思いました。

キャンプに戻ってからは、交替でヨットに乗ったり、子供達は泳いだり魚を釣ったり、水辺のキャンプ生活を堪能しました。

夕食はまたもや豪華版です。

  • 牛乳配達くんが釣った魚の塩焼き
  • 鶏肉のピリ辛
  • パスタ + チキン入りトマトソース or 野菜入りホワイトソース
  • ピザ(ピザもパスタも大人気で、出来るそばからあっという間になくなりました)
  • マクギンティさん差し入れのパイナップルの串刺し
  • 子供達がスイカ割りをして見事に割ったスイカとグレープフルーツとヨーグルト
  • ビール、ワイン

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天気予報がはずれて夕食の途中から雨になりましたが、タープ3張の下でやりくりできたし、夜遅くまでおしゃべりがはずんでとっても楽しい時間でした。桧原湖キャンプは、なぜか、雨の時のことの方が後々まで楽しい思い出として残ることが多いような気がします。

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コメント

  1. サグレス より:

    豪華メニューといい2日目の冒険といい、すばらしいキャンプだったようですね! おうらやまぶき!
    読んでいたらお腹がぐるぐる鳴っちゃいました。(ロジャだもんで・・・)
    偵察隊に飛ばしたハト便の内容、想像がつくような気がします。うふふ。今度教えてくださいね♪

  2. NP より:

    今回のパイナップルの差し入れは、マクギンティさんからですよね。sugachansに劣らぬ鮮やかな手際で、パイナップルを串刺しにされてました。ごちそうさまでした。

  3. COOT より:

    サグレスさん、
    はい、グルメなキャンプでした。食事が良いとキャンプの満足度は上がりますね。逆に食事は質素でも、原典に忠実なキャンプというものもやってみたいです。そういう両極端がキャンプとして面白いんだと思います。
    あはは、ハト便の内容は、たぶんご想像の通りです(笑)。
    NPさん、
    おっと、そうでした! 失礼しました〜。訂正ありがとうございます。本文の方も直しておきます。
    パイナップルを写真のように串刺しにするのが素晴らしかったですね。食べやすいだけでなく、ぐんとおいしくなった感じがしました。

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