フロリダ家族旅行13: ユニバーサル・スタジオ2日目

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再びユニバーサル・スタジオへ

朝はゆっくりと8時に起きて、ホテルのマフィンとコーヒーに、マンゴーとコーンスープを加えての朝食を食ベ、昨日に続いてユニバーサル・スタジオに行った。

今日はゆっくりと出発したので、もうとっくに開園していて、どこも混んでいる。

ハンナ・バーバラのファンタスティック・ワールド(2回目)

最初に、子供達が昨日一番気にいっていた「ハンナ・バーバラのファンタスティック・ワールド」のチキチキ・マシーンに並んで乗った。

今日は、中央に近いところに乗れたので、作日よりずっと迫力もあった。

ニケロデオン・スタジオ・ツァー

次は、広場にスライム製造マシーンがある所に行って、パパがその横の「ニケロデオン・スタジオ・ツァー」に並んでいる間、ママと子供達はスライムが定期的に噴出するのを、今か今かと待っていた。

緑色の液体が、ゴボゴボ、シュー、ペチャペチャとパイプやタンクの間を動いていて、横の大時計で噴出までのカウント・ダウンをしている。あまりそばに寄るとスライムを浴びてしまう。とうとう噴出した。子供達は大喜びだ。

「ニケロデオン・スタジオ・ツァー」は、最初はいくつかの部屋を順番に見ながら、テレビ撮影の裏舞台の説明を聞いた。大人には興味があっても、子供達には退屈だ。

最後に、本当のテレビ・スタジオに入ると、突然、大人はこちら、子供はあちらと分けられて、それぞれの観客席に座らされた。うちの子供達は、最前列の端っこに座っている。

最初に、大人対子供のゲームをやった。次から次へと服を隣の人に渡して、最後の人がスーツケースに詰めるのだ。ルールの説明が英語であっていたけど、子供達は回りの人がやっているのを見て、ちゃんと出来ていた。といっても娘がちゃんとやっていて、息子は飛び抜かされていた。これは子供の勝ち。

その後も、手を挙げて選ばれた子供達が、前に出てゲームをいくつかして盛り上がった。これにはさすがに手をあげていなかった。最初の方のゲームで負けた女の子が、1人中央に座らされて、頭から緑色のどろどろのスライムをかけられた。と思ったら、スライムが固まっていて出てこなかった。

1つのゲームが終わると、またその子に今度は本当にスライムをかけられる。と思ったら、今度はバラバラの紙だった。

最後のゲームの後に、またスライムをかけられた。と思ったら、今度は本気にかけられた。子供達も目を丸くして、ビックリして見ている。急いでバスタオルで頭や服を拭いていたけど、緑色ベッチョリで簡単に取れるものではない。

ショーが終わって出る時には、スタジオの裏でシャワーと洗濯機が回る音がしていた。どうもアメリカのテレビ番組でそのような事をするのがあるらしい。どこに行ってもスライムがはやっているようだ。ここはとても楽しめたし、子供達にもいい経験だった。

ジュラシック・パーク

次は、映画「ジュラシック・パーク」で出てきた恐竜のトリケラトプスが置いてある所に行った。ここには他にも映画で使われた小道具が展示してあるけど、そういうのはともかく、トリケラトプスは立派だった。

お昼は、ママはアメリカに来て初めて食べるハンバーガー(テックス・メックス・バーガーと書いてあった)、パパは飽きずにまたメキシカンのチキン・ファヒータ。子供達は大人のを分けて食ベた。

ザ・ゴリィ・グルーサム&グロテスク・ホラー・メイクアップ・ショー

雨が降出した。走って次の「ザ・ゴリィ・グルーサム&グロテスク・ホラー・メイクアップ・ショー」という、子供達にはちょっと大丈夫かなと思う所に入った。

最前列の席に座って、ショーを待つ間が面白かった。入り口にモンスターの格好をした男の人が、身動きもせずに立っていて、ショーを見に入ってくる人には人形にしか見えない。それが、時々ワッと動くので、ちょうどその時前を歩いていた人は、皆飛び上がって驚く。

傑作だったのが、若い女の子達が入ってきて、「人形」を見てこれはいいと、そこで記念写真を撮り始めた。すでに席についている大勢の観客は、これは面白くなったぞとワクワクする。

「人形」の両側に集まって立って、さあ写真を撮るぞという時に、期待通りにモンスターが動いてくれたので、その子達は悲鳴をあげて驚くし、観客は拍手大喝来だ。

待っている間も楽しませてくれるアトラクションは、どこもとても印象がいい。

さてショーが始まった。2人の男の人が進めるショーで、最初2人だけでいくつか不気味なトリックを見せた後、突然観客席の方を向いて「誰か手伝ってくれる人はいないかな」という感じでこちらにやってきて、なんとママが指名された。

ママが、舞台に上がって最初に名前を聞かれて「エリカ」、どこから来たかとの問いに「フロム・ジャパン」、英語は話せるかと聞かれて「少し」と答えると、2人で声をそろえて「パーフェクト」と言った。

最初に、ママの腕をまくって、ナイフで切られて血が出てきた。ように見えるトリックで始まった。

次は、首を切られた。ちゃんと演技して、悲鳴をあげながら後ろに倒れていた。

拍手に送られて一度席に戻ってきたけど、いくつか2人のトリックの後、また呼ばれてステージに上がった。

今度は、ぼろぼろのゾンビの人形の横に立たされて、一緒に記念写真を撮るという。もっと右とか左とかひとしきり注文をつけられて、ようやくじっとして、さあ撮ろうとしていると、そのゾンビの右手が動き出して、ママの肩の上の方にきた。

観客席からはそれが見えていても、ママからは見えない。ママは、パパ達が座っている方を向くように言われて、こちらの方に顔を回すと、そこに気持ち悪い手があって、純粋な悲鳴をあげて飛び上がった。もちろん観客は大爆笑。

あのゾンビがロボットになっているとは思わなかったので、手が動き出すまでは、観客席から見ていても何が起こるのか、まったく分からなかった。

その後、いかめしい機械で人間を空間転送するのに、また誰かいないかなと観客席を見渡して、「エリカー」と言いながらママの方にやってきた。ママが嫌がっているので、パパが行け行けと言っていると、これは最初から冗談だったようで、2人のうちの1人が機械に入っていった。

これは「ザ・フライ」という映画のシーンで、機械に一緒にハエがまぎれこんでいたために、人間とハエの合いの子ができてしまうのだ。映画ではそうだったけど、このショーでは無事、人間がそのまま出てきた。と思ったら、その人が後ろを向くと、背中にハエの羽が生えていて、また皆で笑った。

アメリカに来て、いろいろなショーを見たけど、最後に実際にステージに出られてラッキーだった。いい思い出になる。

ジェシカおばさんの事件簿

次は、「ジェシカおばさんの事件簿」に入った。ここは1つの推理物のドラマに対して、観客が、犯人を誰にするかや、登場人物を選んだり、観客からまた何人かステージに上げて、いろいろな機器を使って効果音をつけたり、最後はステージに上がった観客が台詞をつける。

最後の台詞をつける段階のサウンド・ステージで、前に出た女の人が、合図があったのに何も言わない。司会の人がその人に「どごから来たの」と聞くと、「バルセロナ、スペイン」、「英語は話せますか」と聞くと、はっきりと「NO!」と言うので、その司会の人はひっくり返るし、観客は大笑いだ。道理で台詞を読まなかったわけだ。

全て済んで、最後のシアターで自分達が作ってきたそのドラマを皆で見る。口と声があっていなかったり、台詞が無かったり、効果音もその正体を知っていて聞くので、とても面白い。ママはこのアトラクションがとても気にいっていた。

フィーベルのプレイグラウンド(2度目)

まだ雨が降っている。子供達はせっかく来たのに、昨日の遊び場で遊ばないままだとかわいそうなので、今日はちゃんと大人が付いたまま、レインコートを着て遊ばせた。大人も黄色ポンチョだ。

大人は交替で1人ずつ付近の散策にいった。これでつまらなそうなの1つ2つと今日はやっていないのを除いて、全てのアトラクションを見たので、2時半まで遊んでユニバーサル・スタジオを出た。4人とも足は靴の中までズブズブに濡れた。

アウトレット・モールでショッピング

買い物にベルツ・アウトレット・モールという所に行った。アウトレットというのは最近アメリカではやっているようで、工場直売店のことだ。そのモールというからには、直売店がたくさん集まっているのだろうと期待して行ったけど、どうも普通のモールと変わらないようだった。

靴が濡れていて気持ち悪いので、息子がお店の中でも平気ですぐに靴を脱いで裸足になってしまう。みっともないし、子供達も退屈してかわいそうなので、またパパが2人をホテルまで車で送っていった。

その間、ママは念願のパスタ・マシンを買ったり、ある程度ゆっくりとショッピングが出来た。またパパはママを迎えにモールに戻って、リトル・マーメイドの音楽テープを買った。

帰りにクリスマス・イブに行ったスーパーにまた行って、そろそろ持って帰るおみやげ用(といっても自分達が自宅に帰って食べるという意味)の食料も買った。このスーパーはいつも雨の時に来るようだ。

タ食は、部屋でステーキ、ソーセージ、タマネギ、ブロッコリ、レタス、アルファルファ、ご飯、ふりかけ、ストロベリー・クリームのデザート。

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