旧ユーゴ06: サラエボで冬季五輪と戦争の跡をめぐる
ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボに行くと、冬季五輪でトービル・ディーンがボレロを踊ったフィギュアスケート会場は復興して健在でしたが、オリンピックスタジアムがあったところは、サラエボ包囲戦で犠牲になった一般市民のお墓で埋め尽くされていました。
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ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボに行くと、冬季五輪でトービル・ディーンがボレロを踊ったフィギュアスケート会場は復興して健在でしたが、オリンピックスタジアムがあったところは、サラエボ包囲戦で犠牲になった一般市民のお墓で埋め尽くされていました。
晴れた朝、ドゥブロヴニクの街をスルジ山から見おろす絶景を楽しんだ後、チリピ村の民族舞踏祭に行って妻はクロアチア人と一緒に踊りました。午後は国境を越えてボスニア・ヘルツェゴビナに入り、イスラムとカトリックが川をはさんで分かれて住むモスタルの街で、世界遺産の橋「スタリ・モスト」を見て多民族国家の難しさに思いを馳せました。