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西伊豆の小さな漁村“雲見(くもみ)”で「海賊料理まつり」なるものがあるとO船長から聞き、ツバメ合宿のついでにのぞいて見ることにしました。松崎町役場のホームページの案内によれば:
眼前に富士山を臨む風光明媚な雲見海岸で毎年10月の第2日曜日に開催される「雲見温泉海賊料理まつり」は、戦国時代に雲見が北条氏に船や鯨を献上したという故事にちなみ、鯨に見立てた120kgもあるカジキマグロの献上儀式が行われます。献上されたカジキマグロはお客様の前で豪快に解体され、刺身として振る舞われるほか、イセエビの味噌汁や海岸に設置されたドラム缶製のコンロで焼く海鮮バーベキューなどが楽しめます。
とのこと。伊勢エビ! 海鮮バーベキュー!(マグロは大好物ってわけではないけど)これはとっても魅力的です。
土曜の日中は土人仕事があったので、夕方になって出発し、沼津の丸天で夕食を食べて、安良里に22時前に着いてツバメ船内泊。素晴らしい天気に恵まれた日曜の朝、ツバメ船上で朝食を食べた後、車で雲見まで行って8時半に到着しました。
でも、刺身も味噌汁も、たっぷり用意されているようで、これならちゃんとありつけそうです。
木曜日の台風に備えて避難していた漁船がお祭りまでに戻って来れなくて、漁船の洋上パレードは中止になってしまいましたが、クジラを捕まえた船が突堤の先端に着いたつもりで、たいまつをかかげた海賊に導かれた大きなカジキマグロが運ばれて来てお祭りが始まりました。
並んでいる間にタイの塩焼きをいただき、マグロとイカの刺身、伊勢エビの味噌汁、イカ・サンマ・カツオなどなどの炭火焼、またおかわり、と午前中からお腹いっぱいになってしまいました。
今年で三十数回目という伝統行事らしく、用意された食べ物の量もピッタリだし、運営もスムースで、とっても楽しめて大満足です。太っ腹の大盤振る舞いをしてくださった雲見の皆さん、ありがとうございました!